パリサロンで公開されたときから、これはもう市販が近いなと思わせたPeugeot Prologue conceptこと3008。
案の定、オランダの自動車雑誌に投稿された写真には、擬装の影すらないすっぴん状態。
恐らく発表が近いものと思われるが、リンク元の記事によると、このクロスオーバーSUVはBMWと共同開発した1.6Lガソリンエンジンと、HDiディーゼルをラインナップすると書かれている。
だが、ちょっと待って欲しい。
3008はディーゼルハイブリッドとして発表されるのではなかったのか?
少なくとも、パリサロンではプジョーの新世代エンジン搭載の新型車、ということで発表されたはずだが。
しかし、よくよく考えたらプジョーにハイブリッド専用車を開発するだけの力はないだろう。
となると、ノーマル車を先行してリリースし、後にハイブリッド仕様を用意するという意味でのPrologue Conceptだったと考えれば、2010年に投入予定というスケジュール感とも合致する。
でも、そうなるとホンダのシビックハイブリッドのように、ハイブリッド仕様としてのステータス感を演出することができなくなってしまうことが懸念される。
(シビックハイブリッドが売れないのは、ノーマルガソリン車との差別化ができていなかったから、という分析がある)
この前FBMで見かけたシトロエンC4ピカソ(5人乗)とディメンジョン的にはほとんど変わらないので、ガソリン仕様でより低い値段で投入されるのであれば、高くなってしまった308swの代わりとしてそれなりに注目度を集められそうだが、果たしてプジョーの戦略はどうなんだろうか?
価格的にはハッチバックとswの中間ぐらいと予測するのだが。
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