ケータイWatchより。
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ラリージャパンで見えた北海道のネットワーク事情
ラリー観戦は、事前に観戦場所を確保して、それからラリーカーが数分に一度通り過ぎるのを淡々と眺めるという、極めて観戦には不向きな競技だったりする。
当然その間、手持ち無沙汰になってケータイを使いたがるユーザーが多くなるわけだが、なにせ山の中、それもかなりの過疎地帯を走ることが多く、圏外になる懸念が極めて高い場所だったりする。
かつておいらもラリー観戦したときに、ヒマのつぶし方に苦労した記憶がある。
そこで各キャリアは移動基地局を設置して、圏外をできるだけなくそうという試みが、実は災害発生時の予行演習を兼ねていたというのは驚きだ。
災害が発生するとケータイはすぐに繋がらなくなるケースが多いが、こうした移動中継の体制を早期に構築することができれば、ライフラインとしてのケータイに期待が持てる。
基地局のアンテナはどれだけ高く設置できるかが重要になるようだが、各社工夫をしながら中継をしていたようだ。
災害時には中継車やクレーン車が使えないこともありえるだろうが、そういう時にどういった知恵と工夫で乗り切るのか。
地味なところであるが、こういった実地に伴うノウハウを蓄積していって、いざという際にインフラとしてケータイが利用できるようにしてもらいたいもんです。
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