先月の状況と打って変わって、10月は輸入車市場にとってはかなりの痛手となりました。
やはり、市場の冷え込みは本物だったみたいですね。
2008年10月度 車名別輸入車新規登録台数
10月度における外国メーカー車の輸入車新規登録台数は12,003台となり、前年同月(15,714台)と比べ23.6%の減少となった。また、1月からの累計は164,612台で前年同期(187,800台)と比べ12.3%の減少となっている。
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
ってことで個別に見ていくと、我らがプジョーさん、かなりヤヴァいです。
このままだと、年販7000台すら怪しくなってきますた。
たぶん6500台ぐらいがやっとじゃないでしょうか。
っていうか、プジョー平塚を移転、サービスポイントに格下げなんて内輪モメをしている場合じゃないだろ。
売るところを減らして、どうやってシェアをアップしようというのか。
衰退していく様子が、かつてのシトロエンを見ているようで、絶望的な気持ちにさせられる。
その他の陣営を見てみよう。
量販車メーカーで前年を上回っているのは、やっぱりアウディと、ルノー。
対するメルセデスは前年対比-38%、BMWが-33.5%という状況から、やはりアウディの勢いは本物と見るべきだろう。
その他で気がつくのが、超高級車はそれほど落ち込んでいない、むしろ地味に増えているということだ。
ハマーやBMW Alpinaは前年比大幅アップ、フェラーリやマセラティなんかも50台以上売れていることを考えると、金融恐慌で資産が吹っ飛んだというが、それはごく一部の話なんじゃないかと思えてくる。
日本には、まだまだ金がある。
不況の振りして身を潜めている金持ちがいるんだろうね。
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