茶番の殿堂、日本カーオブザイヤー(COTY)2008が今年も開催されるわけですが、その第一次選考である10ベストカーが発表されますた。
日本カー・オブ・ザ・イヤー2008-2009 10ベストカー(第一次選考対象車)
・トヨタ iQ
・日産 GT-R
・ホンダ フリード
・マツダ アテンザ
・スバル エクシーガ
・スズキ ワゴンR
・ダイハツ タント
・アウディ A4
・シトロエン C5
・フィアット 500
・ジャガー XF
※同数票2台のため、ぜんぶで11台。
我らがプジョー308さん、ノミネートするもあえなく落選。
PSAグループとして、今年はC5一本で行くという戦略があったからであろう事は容易に推測できる。
戦略っていうのは、選考委員の接待とか、交通費持ちの試乗会の開催とか、お届けモノとか、そんなヤツね。
だが、そのC5とてアウディA4を向こうにして賞を取るのは厳しいんじゃないかという気がしないでもない。
さて、この11台の中から、
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」
「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」
が決定され、その他特別賞として
「Most Advanced Technology」
「Most Fun」
「Best Value」
と5つのクルマが受賞するようになっている。
今年は一部を除いて小粒な候補になっていることから、すでに受賞の既定路線は選考委員の中で決まっていると思われる。
ってことで、おいら的予測はこちら。
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」 トヨタ iQ
「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」 アウディ A4
「Most Advanced Technology」 日産 GT-R
「Most Fun」 Fiat500
「Best Value」スバル エクシーガ
こんなところじゃなかろうか。
本来ならMost FunにGT-Rが来るべきだろうが、今年はMost Advanced Technologyとして話題性が少ないため、GT-Rの総合的な技術力の高さに賞を与え、Most Funには復活を果たしたストーリー性を重視してFiat500が入ると、ちょうど収まりが良い。
もしくは、Most FunにGT-Rを持ってきて、Most Advanced TechnologyにC5を入れるというバランスもありえるかもしれない。
こんな感じで、すでに選考委員の中ではある程度何に何の賞を与えるか、ということまで踏み込んで決められた10ベストカーという気がして、なんかあんまし期待を持つ気になれない。
ヒョーロンカの御仁は、今年の選考は読めないとか言ってるけどね。
それにしても、もうひとつのCOTYであるRJCカーオブザイヤーの動きがないのはどういうことなんだろう?
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