子供達に好きなクルマの絵を描かせると、以前はセダンを描くのが当たり前だったのが、最近は1ボックスやミニバンの絵を描くという。
そりゃそうだ。
一番身近にあるクルマをイメージして描くんだから。
セダン衰退を嘆くつもりはない。
クルマの流行廃りは、時代とともに変わっていくのだから。
そんなわけで、子供達によるフランス車の写生大会である。
彼らの目に映るこれらのクルマは、見たこともないヘンテコな形に見えるはずだ。
これをどんなふうに描くのか。
もはやそこの描かれたのはクルマというよりなにか曲線が組み合わさった新手のアートのようでもある。
子供の想像力、恐るべし。
クルマの絵は子供にとっての憧れの象徴であり、それを描くことが楽しいと思わせることが、大人になって運転したいという動機に繋がっていく。
これからの子供達がどんなカタチのクルマをカッコいいと思って描くのか。
せめて、流線型のクルマがカッコいいと思えるようなセンスを持ち合わせていてもらいたいもんだ。
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