1000円走り放題をどう考えるか?
高速道路料金、大幅値下げ 長距離「歓迎」 零細は微妙
選挙対策というのが見え見えだが、景気刺激策として政府が出してきたプランが、大都市圏を除く高速道路料金を土日1000円載り放題にする、というものだ。
これだけを見れば歓迎と言いたいところだが、果たしてこれで景気刺激策になるのだろうか?
輸送コスト上昇に苦しんでいるトラック業界などは、土日だけ1000円にされても影響は限定的にならざるを得ないし、世の中必ずしも土日が休日じゃない職業の人たちだっていっぱいいる。
平日も3割引で対応するというが、それでも不公平感を払拭することはできないのではないか。
むしろ、
『毎日5割引。ただし1日2回まで。』
という風にした方が、よほど効果的なんじゃないかと思うんだが。
それにしても、ついこの間までの「高速道路料金はこれ以上安く出来ない!」なんて話はどこへやら。
あっという間のウルトラディスカウント。やろうと思えば、こんなに簡単な話なのね。
ただし、「3年後に消費税アップをお願いしたい」の麻生の発言にもあったとおり、今回の目先の対策の後には本格的な支出の増加が待っている。
それを考えると、諸手を挙げて喜んでもいられないわけだ。
また、財源に関しては、赤字国債は発行しないと言うが、やりくりの範囲内で打ち出せる施策程度では、景気対策としてどの程度効果を上げるのか未知数だ。
それに、記事中にもあるが、そもそも高速道路を使用しない、地域密着型の配達業者なんかはまったく恩恵を受けることがない。
あくまで一般消費者向けの施策ということなのかもしれんが、生活防衛モードに入った消費者が積極的にレジャーに出掛けるとは考えにくい。
本来手当てをしなければいけない流通業界にとっては中途半端で、大して消費行動に期待の持てない一般消費者に手厚くするっていう施策も、なんかヘンな気がしてしょうがない。
とまぁ、一般的に見ればこんなところだろうが、おいらはこのチャンスを使って全国津々浦々まで行ってやろうかと画策中。
要は、電車を使うより安くて、さらに従来より旅行の総支出が安く抑えられるのなら、出掛ける理由として十分だ。
遠くへ行けば行くほどお得感が高まるのなら、いっそのこと東京から出雲辺りまでお参りに行ってみるとか、初春に北海道をぐるっと廻るとか、そういうこともやり放題なわけだ。
オラなんかワクワクしてきたぞ。
日本の消費は俺様が支えてやる。
だからお願い。もうちょっと給料アップして。
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