この手巻き充電ラジオがすごい

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久しぶりに感動する家電と巡り合ったのでちょっと熱く語ってみる。
以前もちょっと紹介した、手巻充電型ラジオ TY-JR10
なんとなく実物を手にとって買いたかったので、売ってる店を見つけるのに手間取ってしまったのだが。
いざ買って、使ってみるとこれがすごく良いのだ。

■スペック

1分間(120回)ハンドルを回すと…

 携帯電話…通話約3分、待受約90分
 ラジオ(AM/FM)…約60分
 ライト…約30分
 サイレン…約5分

これだけの事ができるようになる。思ったほど使えない?
いやいや、考えてみて欲しい。緊急事態に、ほんの少しでもケータイが、ラジオが、ライトが使えればどれだけ助かることか。時間の問題ではなくて、そこにその手段があることが大切だと思う。


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■使ってみた
本体は外見からイメージされるよりちょっと重い。ただ、コンパクトなので置き場所に困るということはないだろう。
説明書どおりに1分間ハンドルを回してみる。
おぉ、電池が入ってないのに確かにラジオがついた。LEDも照明代わりにはちょっと心許ないが、それでも暗闇で新聞を読むことぐらいは楽にできるだけの光量だ。ついでにアラームを鳴らしてみると…自分の存在をアピールできるぐらいの音量かな。
実はこのラジオ、単4電池x2で稼動させる事もできるのだが、電池ボックスには何も入ってないのに、ラジオが鳴ってる不思議さを体感するだけでも、この製品を買った価値はあるなぁ、と思った。


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■携帯電話への充電
DoCoMo/Tu-Ka/Vodafone/au/FOMAを3つのアダプタで幅広く対応しているので、実際に困るのはWILLCOMユーザぐらいのものだろう。おいらはWILLCOMなのだが…orz

で、実際に接続してみると、ハンドルを回している時にしか充電ランプは点灯しない=充電されない、ということなので、携帯への充電を行うためにはひたすらハンドルを回し続けなければならない。
1分間充電して3分間しか通話できない、っていうのは、まぁそんなもんだろう。
ハンドルが軽ければ、もっと長い間回す事ができそうなだけに、ここはちょっとだけ改善したほうがいいな、と思った。

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■要望
市場としてはまだまだ小さいようで、デザインにお金をそれほど掛けられないという事情はあるだろうが、正直言うとデザインや使い勝手はまだこなれていない印象が強い。
ただ、こうした製品を世に出すというチャレンジ精神は大いに評価したいと思う。
より多くの人に使ってもらうためには、やはり以下の点を考えてもらいたい。

『ハンドルはもう少し軽く』
手巻きハンドルを回してみて最初に感じたのは、「意外と重いなぁ」という感想だった。1分間程度回すのだったらこのぐらいの重さでもいいと開発元は思ったかもしれないが、女性や子どもも使う事を考えたら、もう少しハンドルを軽くして欲しいというのが本音だ。1分間回すのも結構疲れてしまう。また、力を入れてハンドルを回すには、付属のハンドルがちょっと小さすぎる。内部的にギアを噛ませるとかしてなんとかハンドルを軽くして、その分2分程度手巻きするっていうのでもいいかもしれない。子どもでも女性でも使えてこそ、もっと緊急時に役に立つ可能性が高まるんじゃないのかな。

『充電ケーブル類は本体収納に』
ライト、ラジオ、サイレン、携帯充電が手巻き発電というオールインワンにまとまったパッケージなのに、携帯充電用のケーブルと変換コネクタだけは外付けになっている。
確かにケータイの使用頻度って少ないだろうが、いざというときに全ての部品が揃ってないと使い物にならない。
ケータイは、通信インフラが途絶えた際の最後の連絡手段としてもはや無視できないし、せっかくケータイの充電機能も搭載しているんだから、それを間違いなく使える環境にするのも、製品デザインの一部ではないだろうか。

本体がふた周りぐらい大きくなるだろうし、収納効率も悪いだろうが、ここはやはりケーブル類も本体に内蔵できるようにすることで、このラジオだけ持ち出せばいい、という状態に是非してもらいたい。
今のままでは、何か小袋にラジオとケーブル類をセットで入れておかなければならず、袋に入っていると、どこに置いたか忘れてしまうという本末転倒なことになりかねない。


機能としてはこの4つ(ラジオ、ライト、サイレン、携帯充電)で十分だと思うから、あとはデザインと使い勝手をもっとリファインして、より完成度の高いプロダクトに仕上げていってもらいたい。

とりあえず、おいらはこのラジオを職場と自宅の二ヶ所に常備しておくことにする。
災害はいつどのように訪れるかわからないから。

ってことで、東芝エルイートレーディング、もっとがんがれ超がんがれ。

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