
▲ミニカーをでかくしたような… Pontiac Aztek

▲コンセプトは良かったんだけど… Fiat Multipla

▲すべてがおかしい… SsangYong Rodius
The 100 ugliest cars(最も醜いクルマ100選)
最初に言っておく。
これは、イギリスのデイリーテレグラフが実施した読者アンケートの結果であり、新旧取り混ぜてのランキングであるから、マニア特有のバイアスが掛かっている。
ただ、世界的な美的感覚というものは、文化・歴史的に異なる民族の間でもある一定の共通感は存在するようだ。
Ugly(醜い)という概念は、自分の美意識と照らし合わせて、違和感を感じる造詣に対して向けられる。
クルマのデザインに関しては、まず“美しいデザイン”の定義が流線型でフロントオーバーハングなデザインが長く支持されてきたという歴史がある。
その“美しいデザイン”に反するようなものが、醜いデザインとして叩かれやすいという土壌があることをまず理解しておきたい。
それにしても。
ランキング上位に入る車種に共通しているのは、酔っ払ってデッサンしたものをそのまま冗談でカタチにしてしまったような印象を受ける。
擁護するならば、フィアットのムルティブラはファニーフェイスをコンセプトとしてデザインされているので、受け取られ方としては開発意図に合致してはいる。売れなくて大胆に顔を変えちゃったけど。

▲ビッグマイナーチェンジしたムルティブラ
日本車でトップは日産のマイクラ(マーチ)だったりするが、ランエボが選ばれてたり、マツダ車が一台も無いところを見るあたり、かなり評価は偏ってそうだけど、まぁこういうもんだろう。
個人的にはトヨタのヤリス・ヴァーソ(ファンカーゴ)&スバルのトライベッカが日本メーカーの中でもっとも醜いデザインの双璧だと思っている。
ただし、ここに集められた醜いとされるクルマ達も、実用車として運転すると、また違った感想になるかもしれない。
ムルティブラなどは、3x2という珍しいシートレイアウトで楽しめる一体感を否定する者はいないだろう。
実用性とカッコ良さを兼ね備えたデザインを求められる時代というのもなかなかツラいものではあるが、クルマなんてものは所詮乗ってナンボのものであるわけで、乗員が快適であればすべて許されると思う。
そう思えるのも、おいらが“カッコ悪いけど乗れば快適”と評されたトヨタのビスタアルデオに乗っていたからかもしれないがw

▲かつての愛車だったアルデオ
ランキングの一覧は以下の通り。
1 - Pontiac Aztek
2 - Fiat Multipla
3 - SsangYong Rodius
4 - Austin Allegro/Vanden Plas
5 - Porsche Cayenne
6 - AMC Pacer
7 - Ford Scorpio
8 - Hummer
9 - Austin Princess/Ambassador
10 - Chrysler PT Cruiser
11 - BMW 1-series
12 - Ford Ka
13 - Morris Ital
14 - Triumph TR7
15 - Audi Q7
16 - Trabant
17 - Ford Edsel
18 - Nissan Micra
19 - AMC Gremlin
20 - Range Rover
21 - Austin Maxi
22 - Volvo 340/360
23 - Daimler SP250
24 - SsangYong Musso
25 - Morris Marina
26 - MINI/MINI Clubman
27 - Toyota Scion XB
28 - Rolls-Royce Phantom
29 - Datsun 120Y
30 - Toyota Yaris Verso
31 - Marcos Mantis
32 - Ford Anglia 105E
33 - Citroën Ami 6/8
34 - Toyota Prius
35 - VW Beetle
36 - Lea-Francis Lynx
37 - Reliant Regal/Robin
38 - Subaru Impreza
39 - Wartburg 353
40 - Ford Corsair
41 - Cadillac Escalade
42 - Tatra T603
43 - Jaguar XJ-S
44 - Vauxhall Viva HA
45 - Hillman Imp
46 - BMW 6-series
47 - Ford Zephyr/Zodiac MkIV
48 - Smart fortwo
49 - Renault Fuego
50 - Chrysler LeBaron
51 - Chevrolet HHR
52 - Skoda Estelle
53 - Moskvich 412
54 - FSO Polonez
55 - Chrysler 300C
56 - Citroën 2CV
57 - Aston Martin Lagonda
58 - Honda Element
59 - Ford Mustang
60 - Saab 95 V4
61 - Renault Twingo
62 - Lada 1200/Fiat 124
63 - BMW X6
64 - Mohs Ostentatienne Opera
65 - Renault Vel Satis
66 - Perodua Kenari
67 - Suzuki X90
68 - Lexus 430SC
69 - Hillman Avenger
70 - Nissan Figaro
71 - Lightburn Zeta Sedan
72 - FSO Syrena
73 - Daf Daffodil
74 - Mini Metro
75 - Alfa Romeo SZ
76 - Yugo 55
77 - Renault 16
78 - Bond Bug
79 - Lamborghini LM002
80 - Ford Consul Classic
81 - Peugeot 308
82 - NSU Prinz IV
83 - Renault 4
84 - Mitsubishi Lancer Evo
85 - Citroën Visa
86 - BMW Z3 Coupé
87 - Leyland P76
88 - Aston Martin Bulldog
89 - Hyundai Pony
90 - Ford Sierra
91 - Mercedes R-class
92 - Rolls-Royce Camargue
93 - VW Touareg
94 - Porsche Boxster
95 - Fiat Doblo
96 - Honda Insight
97 - Bristol Blenheim
98 - BMW 7-series
99 - Subaru B9 Tribeca
100 - Austin-Healey Sprite Mk1
※太字は日本メーカー
この記事へのコメント
それにしてもフランス車がほとんどないのは何か理由があるんだろうか?
七誌
凡人
海鮮丼太郎
あれを発売できたんだから、ある意味いい時代だったと思います。
アルデ王
福野礼一郎が激賞していた車だったね。
パッケージングもいいし、とくにインテリアのセンスがトヨタらしくなくて良かったね~(インパネのブラックとクリーム色の配色とか、カーナビの位置とか)シンプルで「本当の豊かさ」っつうものがあったね。
「理論派自動車評論家の言うとおりにつくってみた」という車もうちょっとあってもいいかな。
海鮮丼太郎
何かを変えたい、という明確な意思を感じるパッケージングが気に入って買ったクルマなので、思い入れはかなりありますです。
逆に、その思い入れあるアルデオを手放してまで乗り換えた307swにも、これまた格別の思い入れがあるってことなんですけどね。
ビスタ後継車が出れば喜んで乗り換えるつもりでしたが、残念ながら出なかったどころか、ビスタ店そのものが消滅してしまいました。
以前ダイハツが販売していたネイキッドは、評論家の星島浩さんが提案し続けたことをダイハツがカタチにして発売にこぎつけたクルマでしたな。
残念ながらセールス的には芳しくはなかったものの、道具としての使い勝手を追求した造りには頭が下がる思いがしましたです。
どうでもいいが、ビスタ姫は俺の嫁。
海鮮丼太郎
運転してたのは普通のヤンキー風の兄ちゃんでしたが、なんかその不釣合いな姿が変というよりシュールな光景ですた。
なんか明確なポリシーでもあったんでしょうかね?
開いた口がふさがりませんですた。