
これを見に宮ヶ瀬ダムのほとりまで行こうとしたら、何やら同じような目的のクルマで大渋滞。
まったく埒があかないので、厚木へ向けて引き返す事にした。
途中国道412号線を走っていると、いきなり浮かび上がったイルミネーション。
たしか場所はこの辺だったと思う。
相州の民族資料館のようでもあり、物販もやってる市場のようでもあり、飲み屋のようでもあり。でも明らかに素人ってぽいが大掛かりなイルミネーションに、素通りするのが惜しくて立ち寄ってしまった。
中にはどうやら人がいるようで、クルマを乗り入れると中から犬を連れたおっちゃんが出てきた。
素性がわからなかったので、適当に挨拶しながらイルミネーションを観るフリしてちょっと距離を置く。
このイルミネーション、確かに手作りだ。
建物の下は川になっているが、その上を伝うように電飾が張り巡らされている。
今年は厚木市政50周年でもあるようで、『祝 市政50周年』の文字も浮かぶ。
民芸品や剥製が置かれている建物の中に入ってみると、いい感じに出来上がったおっちゃん3人と、ドラえもんを見ながら食事をしている家族。
一応、居酒屋としても営業しているらしい。
話を聞いてみると、このイルミネーションはおっちゃん3人で約1週間を掛けて飾り付けたそうだ。ひとつひとつの飾りのデザインも、手作りで仕上げてあったのには驚いた。
5日の大風で一部破損してしまったので、大慌てで直したとのことだった。
電飾を川の上に這わせる作業が一番大変だったとのことだが、おかげでこのイルミネーションは厚木市主催のコンテストで一番になったんだとか。
こんど市役所で表彰されるんだ、と酒を片手に喜ぶ表情がなかなか素敵であった。
こういった、一見バカげたようなことに一生懸命になれるっていうのは、ある意味心が豊かな証拠ではないかと思う。
厚木市の外れの方になるので、娯楽もそれほど多くはないからだろうが、年に1回こうして皆でお祭り気分を盛り上げるっていうのも悪くはない。
ダムのツリーは見れなかったが、意外な発見でちょっと楽しい宮ヶ瀬訪問であった。
クリスマスが終わるぐらいまではライティングしているそうなので、宮ヶ瀬ついでに見てみるといい。
来年もやるらしいので、俺もまた来ようかな。
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