びっくりジオ

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今日のびっくり。

【トヨタ】マークXジオに7人乗りを追加するとともに特別仕様車を設定

ん?なんか変だぞ?
念のためトヨタのリリースを見てみると…
マークX ジオ「240G」に7人乗りを新設定するとともに…

もともとジオは大人4人がくつろげる新世代サルーンというコンセプトで6人乗り仕様ではあったものの、発売時から2列目中央席を追加した7人乗りも選択できるようになっていた。
だから、リリース冒頭に書いてある“7人乗りを追加”って表現は変じゃないか?

あぁ、わかった。
上級グレードである240Gは、6人仕様しかなかったので、こちらにも7人乗りを追加した、という意味か。

っていうか、ジオは大人4人がくつろげるクルマというコンセプトで大々的に売り出しておきながら、それを真っ向から否定するような追加ラインナップは、いくら売れてないとはいえ大丈夫なんでしょうか?

ジオの売れない原因は、

 (1)どこから見ても理解不能なデザイン
 (2)300万近い値段


このふたつに集約され、実際このクルマで狙えるマーケットは存在しないことがはっきりしているのに、延命のためとはいえ自己否定も厭わない姿勢には大いに疑問を感じてしまう。

秋にはオデッセイがフルモデルチェンジするため、その対抗策ということでもあるんだろうが、ここまで変化球になってしまうと競合のしようがない。
よほどオデッセイの出来が悪くない限り客がジオに流れてくることもなかろう。

トヨタはエコに真剣に取り組んでいるというが、真のエコとは、売れないクルマを無理に売り続けないことだと思うんだが、どうかね?
 

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