妻のPCの調子が悪い。
負荷が掛かるとリセットされるという、微妙にヤバげな状況だ。
高周波のノイズが出ていたことから、HDDの寿命かな?と思って250GBのIDEのHDDを買って交換してみた。
セットアップは問題なく進むものの、ウィルスバスターの導入後初スキャンを掛けたところ、やはりリセットがかかる。
こりゃおそらく電源かマザーボードだろう。
そんなわけで、先日民事再生した会社でおいらが販売を担当していたPCではあったが、見切りをつける時が来たようだ。
そんなわけで、小型もしくはキューブ型を自作する方向性で情報収集を始めた。
世間ではATOMプロセッサを搭載したミニノートブームではあるが、おいらが大本命と考えていたのはEeePCのデスクトップ版『Eee Box』だ。
おそらく7月末には販売が開始される予定であり、スタイルも小型で格安ということもあってかなり期待をしていた。
その他、ATOMプロセッサを搭載したベアボーンはないものかと調べたら、DiracからNoah AT160が、MSIからWindPCが、AopenからはLE200といった感じで、小型&省電力のモデルの選択肢が広がりそうだ。
妻の用途としてはネットが主体であり、それであればATOMプロセッサの小型PCというのは十分用途に耐えうる。そう考えた時期が俺にもありました。
でも、ATOMプロセッサのパフォーマンスってどんなもんだろ?
最近のCPU事情にはとんと疎いので、ATOMのベンチマークをどっかでやってないかと探したら、EeePC901のベンチマークテストをGIGAZINEがやっていた。
この結果を見ると、妻のPC(Celeron2.4GHz)とほぼ同等のスコアであることがわかった。
思ってたほどのパフォーマンスではないみたいね。
ベンチマーク至上主義ではないのだが、せっかく買い換えるのに同程度のスペックというのもあんましおもしろくない。
Eee Boxには未練があるものの、ここは低価格で組める格安キューブ型を自作する方向で再検討することにした。
キューブ型というとShuttleが有名なのだが、今回壊れたのはまさしくShuttleのキューブだ。
縁起が悪いということで、その他のメーカーで安いベアボーンがないか情報を集めてみる。
格安キューブのベアボーンのボリュームゾーンは18000円~25000円程度ということがわかった。
最低限のスペックとして、なにか拡張の可能性を残す意味でPCI-Expressスロットを搭載していることを条件に絞り込むと、AopenのXC Cube EX945-GC S1に行き着いた。
これであれば、搭載可能CPUの選択肢は多いし、拡張スロットもPCI-Expressが2つあるので将来への可能性を残せる。
(場合によってはFriio他デジタル放送の録画用PCとしても使えればと考えている)
この頃のマザーボードにしては珍しく、IDEのHDDも使えるということで、妻PCの修理用に買った250GBのIDE HDDが活用できる。せっかく買ったんだから、活かさないとね。
そんなわけで、HDD、DVDとOSは流用することで、目標総予算3万円でできる限り高スペックで安く組む。
それも可能な限り早く。
さて、久しぶりに秋葉原へ行く目的ができたぞ。
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