意味のない展示車
昨今のクルマは電子装備が満載だ。
で、その電子装備満載のクルマをショウルームに展示する際、頭を使わない(というか回らない)ディーラーが多すぎる。
先日スバルへエクシーガを見に行った時のこと。
展示されていたのは最上位グレード(2.0GT)だったため、シートは電動調整、リアハッチも電気施錠式、その他電子装備盛りだくさんにも関わらず、展示車にはキーが用意されていなかった。
しかもご丁寧にバッテリーからの配線を外してあるようだった。
そのためリアハッチを開けることができずに荷室の広さや3列目のシートアレンジを試すことができなかった。
また、電動シートは確かに便利ではあるが、電気が通ってなければ適切なシートポジションに合わせる事すらできない。
これでどうやって居住性を確認しろと言うのか。
展示車はあれこれ触って、実際にそのサイズ感を確かめるために用意されているものだろ?
担当した新人の営業マンは、
「申し訳ありません、ぜひ試乗車でいろいろ試してください。」
と対応してくれたが、外は大雨でリアハッチを開けたりシートを倒したりなんてことをやれる状況じゃないよねぇ…
しかも、発表展示会ということでけっこうなお客さんが来ており、試乗車も次の順番待ちがいそうな状況ではゆっくり見ることもできない。
結局エクシーガのシートアレンジについては十分なチェックができなかったので、後日改めてノンターボモデルの試乗を兼ねてチェックしに行こうと思う。
さて、こんな体験は何も別にスバルに限った話ではない。
いろんなディーラーを回っていると、展示車の役割をちゃんと理解しているのか首を傾げたくなるディーラーが結構ある。
逆に感心したのは、先日日産にデュアリスを見に行った際、荷室の広さについて聞こうと思い、「これってMTB2台を立てて入れることって出来ますかねぇ?」と営業マンに質問したら、
「実際に持ってきて試してみてください。そのための展示車ですから。」
と即答された。
なるほど、確かにその通りだ。
(いつも批判ばっかりだが、ちゃんとしたディーラーは賞賛するよ。ってことで、日産プリンス神奈川 野川店の応対は良かった。)
展示車というのは購入を検討する者にとっての疑問を解消するためのものであり、そのためにあらゆることをチェックできるようにしておくのは当然の事と思う。
もちろん、試乗車で峠を攻めてみないと走りの実力がわからない、などと非常識な疑問にまで対応する必要はないが。
確かに電子装備が増えて、バッテリーを繋いでおいたらすぐに上がってしまうから、という悩みもわからないではない。
でも、トヨタなんかではAC電源から電気を供給して一通りのチェックができるようにしている店もあった。
要は、展示車に対して客が何を求めてくるのか考えられるかどうか、ってことなんじゃないの?
ショウルームに置いてあるのはオブジェじゃないんだから、せめて電子装備ぐらいはきちんと通電させておいてくれ。
おいら、何か贅沢なこと言ってるだろうか?
この記事へのコメント
凡人
昔ダイハツにコペン見に行ったとき、来る人来る人皆がトランストップを動かしまくるそうで、やはりバッテリーにAC充電器が接続されてました。