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2014年06月20日

雑誌が月額432円で読み放題

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dマガジンです。
月額432円のサービスです。
6月20日スタートです。
7日間は無料です。

初日に加入すると、今月から月額料金が発生するあたり、やるなドコモ。


ってことで、最近は音楽やビデオの定額サービスなどが目白押しではありますが、電子雑誌の世界にもいよいろ本格的な定額サービスが始まることになりました。



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dマガジンというのは、docomoが展開するキャリア系サービス「dマーケット」における電子雑誌サービスの定額サービスとなります。

約70誌の雑誌が月額432円(税込)で読み放題というのは、同種のサービスと比べてもかなり魅力的と言えるでしょう。

雑誌一覧については上記のプレスリリースページを見てください。

個人的に興味深いのは、このサービスを角川 KADOKAWAがバックアップしていて、すでに単品販売をしてそれなりの実績を上げているタイトル(週刊アスキーやファミ通など)も含まれている点です。

他にもメジャーどころの雑誌が参戦したりと賑やかなラインナップです。

ただし、すべての雑誌が全ページ読めるということでもないようで、どの雑誌がどの程度のボリュームになるのか?またバックナンバーはどれぐらい読めるのか?という点はサービスインした後に確かめてみる必要があります。

このサービスの使い方というのは、雑多なジャンルの情報を流し読みするような利用方法に向いているんじゃないかと思います。

普段チェックするようなこともない女性ファッション誌なんかも、流し読みでトレンドの傾向を掴むといったことは可能でしょうし、グッズ系の雑誌でなにか便利なガジェットはないかをチェックすることもできるでしょう。

ファミ通などの攻略記事など、保存しておきたいページについては、ぜんぶで100ページ分のクリッピングが可能だそうです。

とりあえず保存しておいて、後でどうするかを考えればいいわけです。
パっと思いつくのはアレな方法ですが。

そんなわけで、趣味や興味の幅の広い人にとってはコストパフォーマンスの高いサービスであると言えましょう。
このサービスだけで、各ジャンルの雑誌から得られる情報はひととおり網羅できるでしょうから、あとは専門性の高い雑誌を個別で買うようなスタイルが向いていると思われます。

当方もこれだけのボリュームが月額432円とか言われてかなり狂喜しております。

とはいえ、キャリア自らこんなことやられちゃったら、おじさん商売あがったりだよ。


ってことで、6月20になったのですが、アプリはダウンロードできるものの会員登録がまだできないので、その辺のレビューは改めて。


posted by 海鮮丼太郎 at 09:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子書籍(e-book) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月13日

キーボード・マガジンが小室哲哉の記事を再編集して電子書籍化

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ある意味、電子書籍のキラーコンテンツがキタ――(゚∀゚)――!!

音楽専門誌『キーボード・マガジン』が30年にわたりその音楽性を追い続けた
小室哲哉のインタビュー記事が「電子書籍」全4巻となって配信決定!


音楽にもテクノロジーの導入が進んだ80年代。
特にMIDI規格によるシンセサイザーやサンプラーの普及で飛躍的に表現の幅が広がった中で、それらをわかりやすいパフォーマンスで演じて見せたのは小室哲哉率いるTM NETWORKだった。
(MIDIを高度に使いこなしたミュージシャンは他にたくさんいるが、小室哲哉は“わかりやすく演じた”ところに意味があるといえる)

楽曲に散りばめられた小賢しいシーケンスフレーズ、脅かしのサンプリング、お約束の転調。

小室楽曲に関する分析は多方面でされているので深くは触れないが、特に初期〜中期のライブにおいて大量の機材をステージにセッティングし、コンピュータ制御しながらのパフォーマンスは、当時のDTM(Desk Top Music)小僧からデジタルロックを志向する同業アーチストたちまで広く影響を与えた。
(キース・エマーソンを始めとしたプログレミュージシャンの影響が色濃かったわけだが、それでも日本のミュージシャンとしては傑出した演出力を持っていた)

すると当然、

小室哲哉が何を考えているのか?
次にどんな楽曲をリリースしてくるのか?
今度はどのシンセサイザーを使うのか?
あのステージセットはどうやって動いているのか?

そんな一挙手一投足に関心が集まることになった。

アイドル的な人気の裏で、熱心なヲタ的な男性ファンも多かったというのがTM NETWORKの特徴だったとも言える。

音楽雑誌のミュージシャンに対するインタビューは、楽曲の内容や制作のコンセプトといった、完成物に対する内容が多い。
それに対して、キーボード・マガジンは文字通りキーボード(というかシンセサイザーを中心とした電子楽器全般)の専門誌ということもあり、インタビュー内容は必然的にどのように制作されたか?という制作過程の話が多くなる。

奇しくも、電子楽器の進化によりドラムやベース、管楽器や歌といった従来だったらプレイヤーが生演奏していたパートも電子楽器が受け持つことが多くなり、必然的に音楽制作に関する最新の情報がキーボード・マガジンに集約されていくことになった。
キーボード・マガジンは、単なるキーボードの演奏者の紹介から、楽曲全体の制作プロデュースする人材まで扱う幅が広がったことになったわけだ。

そして小室哲哉は、キーボーディスト&プロデューサーとしての最適なポジションだった。

必然的にキーボード・マガジンは小室哲哉を取り上げる機会が増え、実際その記事は好評だった。

重要なのが、本人へのインタビュー以外に、ライター陣がアルバムの発売に合わせてその内容を細かく分析してスコアを掲載したり、ライブツアーが行われた際にステージセットの構成やコンピュータ制御の裏側などをレポートしたりしたことも、現場を記録する貴重なアーカイブとしての機能を果たすことになった。

そんなこともあり、キーボード・マガジンが小室哲哉を追い続けた30年の記録は、電子楽器およびその時代の音楽の在り方がアーカイブとしてずっと眠っているわけだ。


電子書籍の時代となり、当然のように出てくる要望は過去の雑誌の電子化だ。
単に昔を懐かしむという目的もあるが、上記のように時代を記録した貴重なアーカイブとして、雑誌の果たした役割は非常に大きい。

誰もが欲しいと思っている。
実際、出せばそれなりに売れる。

こんなことがわかっていながらも、過去の雑誌が電子書籍としてリリースされることは意外と少ない。

理由は、関わっている人の権利処理ができないとか、電子化するにあたっての再編集の必要性(製作コスト)の問題とかいろいろあるわけだが、今回リットーミュージックがこんなストレートな商品を出してくるというのは、ある意味エポックメイキングなことだ。

雑誌の性格上、そのまま復刻しただけでは関わった人が多すぎて権利処理に膨大な手間が掛かるが、小室哲哉にターゲットを絞り、それを再編集するのであれば、小室哲哉自身とその関連した記事を書いたライターなど限られた権利処理で済む分、コストも算出しやすい。

こういったチャレンジに関しては、消費者としても購入することで最大限の応援を送りたいものだ。
この切り口でいろんな雑誌が宝の山をちゃんとビジネスにできるようになることを望むもの也。


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posted by 海鮮丼太郎 at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子書籍(e-book) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月13日

Bagnoleの事例から考える電子雑誌の在り方

  
昨日はiPad用クルマ情報誌「Bagnole」の休刊について書いたわけだが、ちょうど手元に東京IT新聞のインタビュー記事が出てきたので、そこに書かれていた事実を少し追いかけてみるとしよう。

東京IT新聞(3/8号)のインタビュー記事によると…
・Bagnoleは月刊ペースで1部600円
・現在の販売部数は1600程度
・まだ収益化はできていない
・ビュアーアプリは6000DLあった
・紙だと1万部以上売らなければならないが、
 電子であれば5000売れれば継続できる
・スタッフ全員が営業、編集、制作を行うことで経費削減

ということだったそうだ。
これは3月8日号の記事なので、実績値は2月ぐらいのものだろう。

月刊ペースの雑誌媒体の場合、どれだけ継続的に読者が購入してくれるか、というのがキーポイントになる。
継続率を高めるためには「年間契約」や「自動更新」といったシステム上の仕掛けが有効なのだが、残念なことに現在のAppStoreではそうした決済方法の提供ができていない。
(その点GALAPAGOSは定期購読という形態を用意している)

つまり、毎月コンテンツが更新されるとビュワーアプリ内で消費者が自分で新しい号の購入手続きをしなければならず、よほどマインドの高い消費者以外は、毎月こうして購入手続きすることに躊躇する層が出てきてしまう。

別にBagnoleに限った話ではないのだが、この手の最初は華々しく登場したものの、継続的にユーザーを掴み続けることが出来ずに尻すぼみになってしまう電子雑誌や、もっと広義のコンテンツの事例は枚挙に暇が無い。

“ユーザー数を維持”しつつ、“新規の顧客を獲得していく”ためには、一にも二にもコンテンツの質と話題性であったりするわけで、既存ユーザーが満足するだけの品質を維持しつつ、新たなユーザをそのために広告宣伝費を掛けて認知度を高めつつ話題のネタを扱うといったことが必要になるため、それがまたコストに跳ね返ってくるという難しい構造になっている。

Bagnoleに関しては、塩見智という個性が注目を集めていたこともあり、本人のtwitterやその他のメディアでの露出があったこともあり、広告宣伝費を掛けずに済んだ部分は多かったと思う。
また、紙⇒電子へという取り組みは、いろんなところで取材され、記事にもなっている。
この部分でBagnoleの宣伝告知は十分機能していたと思う。

それにしては、販売部数が1600というのはちょっと少ないという印象だ。

iPad専用というところが敷居を高くしていたのは事実だが、コンテンツの内容が評価されなかったということなのだろうか?
確かに、紙媒体だった頃のNAVIも部数が芳しくないから休刊ということになったわけだから、この手の情報を必要とする層は案外狭いのかもしれない。

また、毎月600円というちょっと高めの価格、そして上記したように主体的な購入手続きを踏まなければならないという心理的に負い目が、ユーザ数の伸びを鈍化させていたのではないか、とも思う。

まぁそれでも、やり方いくらでもあったし、震災が無ければもう少しチャレンジが続けられたであろうことを考えると、やっぱり休刊は残念でならない。
ただし、おいら個人としてはBagnoleが失敗したとは思っていない。


Bagnoleの事例から学び、今後こうしたチャレンジをする場合は、

 (1)多くのデバイスをサポートする
 (2)多くの販路を確保する
 (3)定期購読などの仕組みを用意してユーザーを逃さない
 (4)コンテンツの仕掛けはなく、その内容にリソースを割く
 (5)リッチに作りこむより、細かくラインナップの拡大を図る
 
こういった戦略が必要になると思っている。
対応するデバイスと販路を増やす。これはiPadならではという理想と相反するが、絶対的な母数を増やさない限り売上が上がらない以上、妥協点を見出してでもスマートフォンやその他端末への展開を行うべきだ。
また、それに応じて売り場をもっと増やすこと。
より多くの電子書店で見かけるようになれば、その分売上の可能性も高まる。
(1書店独占販売タイトルというのは意外と数字が伸びない)

1つのコンテンツの売上がそんなに上がらないことがわかっている以上、売り物となるコンテンツの数を増やして対応していく必要がある。

電子雑誌でもライト版とフルスペック版を分けて投入している出版社があるが、そういったやり方もまたひとつの方法だろう。

また、3.11による大きな価値観と時代の変化にどう対応していくか、という難題も併せて考えていかなければならない。
 
いろいろと想定しなきゃならないことが多いが、その分ビジネスチャンスでもあるわけだ。
電子書籍バブルが過ぎ去った今、じっくり考えて、トライする時が来たんだと思うよ。
 
 
 
posted by 海鮮丼太郎 at 13:18| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子書籍(e-book) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月12日

Bagnole休刊

 


2011年4月11日

 
 株式会社NRMパブリッシングは、東日本大震災の影響で4月号の発行を取りやめたデジタルカーマガジン『Bagnole』について、4月25日発売の5月号から発行を再開すべく準備を続けてきましたが、発行にかかるコストを工面するめどが立たず、5月号以降、iPad専用コンテンツとしてiTunes Store内のApp Storeでの販売を維持することが困難な状況となりました。なお、5月号用に既に取材を済ませている記事については、不完全なかたちではありますが、今後、このBagnole Online(http://www.bagnole.jp/)上にて公開させていただきます。また、Bagnoleの過去の号については、当面の間、App Storeにて販売を続けさせていただきます。
 
 昨年10月25日の創刊号発売以来、短い間ではありましたが、ご愛読をいただき、ありがとうございました。これまでご購読いただき、5月号以降も楽しみにしてくださっていた読者の方々を失望させる結果となってしまい、お詫び申し上げます。またこの場を借りて、取材にご協力いただいた自動車メーカー/インポーター、そしてクリエイターの皆様にお礼を申し上げます。
 
 残念ながら、我々の、電子専用雑誌をビジネスとして成立させる取り組みは不十分で、いったん撤退することを余儀なくされました。しかし、昨年からの電子雑誌/書籍をめぐる盛り上がりは、過去何度か到来した一過性のブームとは異なり、いつ、どの程度かはわかりませんが、近い将来、雑誌/書籍全体のなかで一定のシェアを獲得するはずです。いつかまたその場に加わることを、我々の新たな目標とし、精進したいと思います。

Bagnole編集長 塩見 智


NAVI for sale ⇒Bagnoleができました

といったエントリーを書いたのは昨年10月の話だ。

NAVIの休刊後にクルマ情報メディアとしての在り方を模索しながらスタートしたBagnoleだったが、もともとiPad専用コンテンツというユーザの母数が非常に限定的なプラットフォームでスタートしたこともあり、徐々に読者を啓発しながら増やしていかなければならないという宿命を背負っていた。

編集体制も資金的にも順風満帆ではなかったものの、内容について趣向を凝らしながら少しずつ前に進んでいた。

編集長の塩見さんやNRMパブリッシングの荻野さんとも、今後は対応環境を増やしつつ、大小さまざまなコンテンツを展開していくことでユーザー拡大を図っていきましょう、なんて話をしたところだった。

Bagnoleは塩見智という個性を前面に出して、リッチな表現で展開しつつ、コラムや写真集といった比較的コストの掛からない読み物としてのコンテンツを量産することで、まずは全体のボリュームを増やしていきましょう、なんて提案をしていたんだけどねぇ…

もともとがギリギリのラインで活動されていたところに、震災という予期せぬ外的要因で休刊せざるを得ない結果になってしまったのが残念でならない。

ただし、今回のBagnoleの休刊でひとつの方向性が見えてきた部分もある。

趣味としてのクルマという市場(クルマ自体に限らず、その周辺のライフスタイル市場も含めて)については、これからの日本においては縮小せざるを得ないだろう、という事実。

人々の心から余裕が消え、求められるクルマも実用性が重視されるようになるだろう。
それは先が見えない世の中において、どうしても『生活防衛』という意識が働いてしまうからであり、そこに必要とされる情報は「趣味性の高いクルマを楽しむ」といったBagnoleのようなメディアとはズレが生まれてしまうことになる。

このタイミングで休刊するという判断も、それはそれで正しい判断なのかもしれないと思う次第だ。
まぁ、紙媒体と比べて、電子書籍は再開する手間もそれほど掛からないしね。

余談だが、震災前後の電子書籍全体の売れ行きを見ると、じつはそれほど下がっていない。売れているものは相変わらず売れている。


そんなわけで、世の中落ち着いたらBagnoleのようなメディアは再び必要とされる時が来るから、その時になったらまた何かご一緒させてくださいな。
 
 
posted by 海鮮丼太郎 at 10:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子書籍(e-book) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月16日

「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」っぽい「ノゾミとキミオ」

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いやいやいや驚いた。

昨年の電子書籍最大のヒット作といえば、「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」なわけですが、年末に1200万DLとか言われてたのが、気が付いたら1600万DLですってよ、奥さん。

「もしドラ」の何倍でしょうねぇ?

ってことで、そんな「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」でありますが、もともとは電子書き下ろし作品だったものを単行本化して発売したら、紙でも50万部売れたらしいので大したもんだと思います。

で、味をしめた小学館さんが、作者の本名ワコウさんを炊きつけて週刊少年サンデーで書き下ろし作品を連載中ですよ。
その名も「ノゾミとキミオ」って、そのまんまじゃないかwww

「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」といえば、小学館作品の中でも激エロ作品であるわけですが、そのノゾキというエッセンスだけを少年誌向けにアレンジした…ってことで説明したいんだろうけど、週刊少年サンデーの他の作品に比べて突出してエロかったりするし、しっかり扉絵には「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」の宣伝まで入ってております。
エロ表現の情勢が厳しさを増す中、小学館のアナーキーっぷりには頭が下がる思いであります。

まさかこの歳で週刊少年サンデーを手に取るようになるとは思わなかったが、この寸止め感がたまらないわけでありまして、「ノゾミとキミオ」はオススメであります。

「ノゾミとキミオ」を卒業したら「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」が待ってるよ。
今の青少年が正直言ってうらやましいwww

ケータイの各種電子書籍サイトであれば最新刊が順次配信中。
単行本がよければ下記よりどうぞ。






posted by 海鮮丼太郎 at 16:52| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 電子書籍(e-book) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月04日

AiRtwoが出たよ。

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AiRtwo (iTunesが開きます)

ってことで、久しぶりになりましたがAiRの第2弾が出ましたよ。
もう少し発刊ペースを上げてもらえると嬉しいんだけど、まぁその辺はクオリティとのトレードオフになる懸念もあるので、一概に出せばいいというものでもないんだけど。

「電子書籍」というよりは「電子デバイスで読む読み物」という感じの強いAiRの試みがどう評価されるのか。
出版社を介在しないとかそういう点がクローズアップされるんじゃなくて、「電子書籍オリジナルの企画を成立させられるかどうかに挑戦したい」という試みがどれだけの人の心に響くのか。

別に電子だからということではなく、こういうチャレンジに応えられるだけの自分のアンテナの感度を高くしておきたい。
自然とそういう気持ちになるんだよなぁ。

とにかくボリュームがあるので、じっくり時間をかけて読みますよ。

こういうのは、青春18きっぷで鈍行列車に揺られながら読むのが向いてそうだなぁ。

そうだ、どこか知らない街へ行こう。AiRを連れて。
 
posted by 海鮮丼太郎 at 13:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子書籍(e-book) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月14日

タイガーマスクで稼ぎましょう

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こいつら、真性のアホだw
【拡散希望】今週のタイガーマスクの売上は全額寄付します!http://bit.ly/dYXAMt 電子書籍なら売り切れはありませんので24時間いつでも伊達直人。思い切って拡散希望してみます><もう引き下がれない!よろしくお願いします! #ebookjapan
約4時間前 TweetDeckから
https://twitter.com/eBookjapan/status/25800344273424384


個人的には昨今のタイガーマスクブームに関してはかなり否定的な見解を持っている。

寄付や慈善の意識を否定するものではない。むしろ逆だ。
しかしそれは、きちんと必要なところに配分され、運用されることが大前提となるわけだが、24時間テレビや日本ユニセフの搾取問題などに代表される、集めたお金や物品がどのように役立てられているかという点まできちんとフォローできていない(しようとしない)市民が多い上、それは思いつきの範囲を出ておらず、結果として継続しての行動に繋がらない。

そんな状況が続いているから、いつまで経っても日本には寄付・慈善文化が根付かないし、困っている人たちは相変わらず困りっぱなしなわけだ。

こうした問題を解決させるためには、「寄付をしたい」「慈善活動に携わりたい」という気持ちを広げて、では「どうしたら具体的な役に立てるのか」を自ら学び、困っている人たちの構造的な問題に目を向けてることこそが必要だろう。

身銭を切ることだけが寄付・慈善活動ではない。
ボランティア活動だって、政治への働きかけだって見方を帰れば立派な寄付・慈善活動だ。

何が問題なのかをきちんと理解した上で、自分にできる事を行う。
活動の時間が確保できないから、金銭や物品の寄付という方法に行き着いたのなら別にそれでもいいが、気持ちはあるけど何やったらいいかわからないからとりあえずランドセルを施設に送りつけたというだけでは、単なる自己満足だ。

良かれと思って寄付したつもりでも、意味不明のために拾得物として処理されるなんて話は、無常を通り越してただのギャグだ。

そんなわけで、おいら個人は地域活動という点に焦点を当てて現在いろいろと仕込み中だ。
その中にはもちろんなんらかの理由で困窮している子どもたちも対象に入るわけだ。


で、話はまったく変わって冒頭の話に戻るわけだが。

一連の騒動によって「タイガーマスク」が再び脚光を浴びている。
元々人気のあるマンガではあったが、昨今は出版不況もあってなかなかタイガーマスクを在庫で持っている書店は少なく、また版元である講談社にもそれほど多く在庫があるわけではない。
そのため在庫が残りわずかという状態になっている。

こんなこともあろうかと、電子書籍も用意してあったんだ。
ってことで、数年前からタイガーマスクはケータイを中心に配信が始まっており、いつでも読めるということで着実な実績を上げていたわけだが、今年に入って突如話題を集めることになったため、フットワークの軽い電子書店はさっそくタイガーマスクを露出させ、しっかりと実績を稼いでいる。

そこに、昨今twitterにおいてその破壊的行動力で支持を広げているeBookJapanが、上記の告知をぶち上げたわけだ。

余計なことせずブームに乗ってただ稼いでりゃいいものを、こいつら真性のアホだw(一応褒め言葉)

売上を寄付するといっても、実質的には講談社から仕入れて販売している形を取っているので、その書店の取り分(利益)を寄付することになるんだろう。
純粋に売上金額を寄付したら、そりゃ神だw

で、ここで意地悪く注目したいのが、寄付先と内訳をきちんと開示するというその後のツイートから、eBookJapanのコスト構造が透けて見えるんじゃないか、なんて話。

何冊売れて、いくらを寄付するかまで開示したとなると、寄付額からeBookJapanがどれぐらいのマージンを取っているかが見えてくるし、それを嫌って純粋に売上を寄付したとなったら大赤字になる。
お茶を濁して寄付の額だけ開示したとしても、eBookJapanのポテンシャルがある程度見えてくる、なんてことにもなる。

すいませんねぇ、崇高な活動に対してゲスな勘ぐりしちゃいまして。

引っ込みつかなくなったtwitterマーケティングの末路がどうなるのか、非常に興味のあるところなので、素敵な寄付の使い道と詳細な情報開示を期待していますよw

そんなわけで、目が離せないeBookjapanのtwitterアカウントはこちら。

ちなみに、おいらも1冊買ってますw
  
  
posted by 海鮮丼太郎 at 19:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子書籍(e-book) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

「Bagnole」次の展開へ

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以前話題にしたiPad専用クルマ情報の電子雑誌である「Bagnole」

NAVIが休刊になった後、いろんな道を模索していた元編集長の塩見智がiPad用のTIME MAGAZINEのリッチコンテンツっぷりに惚れ込み、その製作ツールである「WoodWinogEnterprise」を使って、静止画、動画、WEBをシームレスにつなぐ電子書籍を目標として創刊した月刊ペースのクルマ情報誌だったりする。

で、その「Bagnole」が、大手町のドコモスマートフォンラウンジのセミナースペースでトークセッションを行うというので、興味本位で見に行ってきますた。

なんでiPad用コンテンツである「Bagnole」を、iPadを販売していないドコモのラウンジでやるんだろう?ってあたりにヒントがあるんろうなぁ。

そんなわけで、前半は「Bagnole」の取り組みや河口まなぶとの漫才が繰り広げられ、後半に当然のことながらBagnoleの今後の展開が語られた。

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▲Bagnole編集長 塩見氏とNRMパブリッシングの代表 荻野氏

 ・Android(GalaxyTab)=ツール対応でき次第すぐにリリース
 ・GALAPAGOS=シャープと協力しながら検討中
 ・Mac AppStore=来年1月のMac AppStoreスタートに近いタイミングでリリース
 ・その他スマートフォン=コンテンツの性質上小さい画面だと難しいため検討中

といった感じ。
そんなわけで、GalaxyTabへの対応がドコモとの関連性というところで繋がりましたな。

「Bagnole」はあくまでタブレット端末で閲覧することを目的としてデザインしているため、iPhoneも含めたスマートフォンへの展開はあまり乗り気ではない、というのが塩見智ならびにNRMパブリッシングの考え方のようだ。
だから、iPadの次はGalaxyTabであり、GALAPAGOSである、というわけだ。

確かにそれは一理ある。
ただし、今後利益を出して事業を継続していかなければならないことを考えると、あまり理想ばかりも言ってられないことにもなるだろうから、ライト版を作るとかいう方策も必要になってくるのではないかと思われ。

MacのAppStoreへの参入という発想はおもしろいが、実際のところMacユーザーはiPhone/iPadユーザーと被っているケースが多く、アプリケーションのニーズはあったとしても、コンテンツプレイヤーとしてのニーズはMacにはあまり無いのではないか、というのが個人的な印象。
さて、どうなりますことやら。
posted by 海鮮丼太郎 at 21:54| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子書籍(e-book) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月16日

KDDIはどこまでスマートフォンに本気なのか?

 
 
事業仕分けという名の茶番に電子書籍が俎上に載せられていた頃、おいらは六本木でKDDIのAndroid端末に対する取り組みについての説明を聞いていた。

KDDIは従来のガラケーにほぼ見切りをつけて、新たなプラットフォームであるAndroid端末に事業をシフトしていくことを明言した。
市場がゆるやかにスマートフォンへの移行が進むが、その中でアーリーアダプター(≒ARPUの高いユーザー)は率先してスマートフォンへの移行を始めており、そうした層をターゲットとしているCP(ContentsProvider)も、積極的にスマートフォンへのサービス展開をして欲しい。KDDIの主張はこのようなものだった。

スマートフォンへの乗り換えの障壁になっているとされていたSUICAやワンセグが、シャープや東芝の参入によりAndroid端末でも利用できるようになれば、あとはCP事業者がどれだけ魅力的なサービスを展開するか、というソフトウェア的な部分にフォーカスが当たる。
当然こうした分野では、先に事業を展開してユーザーを囲い込んでしまえば、従来のケータイアプリビジネスと同じような成長を見込む事も不可能ではない。
ほぼ満席の会場内からは、そうした期待を感じさせるだけの熱気に包まれていた。

従来のガラケービジネスとスマートフォンビジネスの大きな違いは、アクセスと課金の仕組みをキャリアが囲い込めるかどうか、という点に集約される。
特に課金の仕組みに関しては、ケータイ料金に含める形で一緒に引き落としをしてくれる決済代行を使う事で、ユーザーは新たにクレジットカードなどを登録する必要がなくなり、CPも取りっぱぐれのリスクを低減できるという、理想的な環境があったわけだが、今のところAppleもGoogleもそうしたキャリア課金を使うシステムを用意していない。

そこでKDDIは、auかんたん決済という仕組みと、au one Marketという仕組みを用意することで、コンテンツの流れはオープンなインターネット環境を利用するものの、課金に関してはキャリアの請求に含めた形でのビジネス展開が可能になる。

ピンハネ率は、アプリ売り切り型で30%+年間1万円、アイテム課金型では12%+1万円+年間1万円といったところで、ビジネスモデルによっては非常に有効な戦略を考える事もできるだろう。

スマートフォン後発となるKDDIがこうした仕組みを用意してきたのは、従来のビジネススキームをどうやってスマートフォンにも展開できるかというのをかなりしっかり考えた結果であり、個人的には魅力的なプランだと思う。
当然ここに向けてどういったビジネスができるかということを模索していくことになるわけだ。

そんな説明会の合間に展示されていた国産製新型Android端末であるIS03を触ってみた。
動作が非常に緩慢だった…
処理能力に問題は無いのだが、タッチ、フリックした際にワンテンポ遅れるというか、引っかかるような挙動を見せる。
この辺はAndroid端末全般に言えるのだが、このシャープ製のIS03ではそれが顕著に目立ったのが気になるところだ。
それでも、従来のWindowsMobileなどのスマートフォンに比べればはるかにマシなのだが…

posted by 海鮮丼太郎 at 20:01| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子書籍(e-book) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

続々、クルマの電子雑誌

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さて、この前書いた「Bagnole(バニョール)」だけではないクルマ関連媒体の電子化の流れ。
他にも続々と出てくる予定ですよ。

Bagnoleに1日遅れてしまったが、EPUBベースの電子雑誌で、主に安い輸入中古車の紹介に焦点を当てた媒体「クルマニスタ」の創刊準備号がリリースされた。
こちらはパブーからEPUBとPDFによる配信。
創刊準備号ということで価格は無料となっているが、パブーのページで全部見れてしまうのはいかがなものかと…
これじゃあダウンロードによる潜在読者数が把握できないけどいいのかね?
(と思って中の人に聞いたら無料版は全ページ公開されちゃうんだそうな)



創刊準備号ということで今回は0円コンテンツとして配信していることもあり、有料版のクオリティがどれぐらいになるのかはよくわからない。
12月5日の創刊号の価格は315円ということなので、この値段に見合った内容か?という視点で創刊準備号を評価してみる。

プジョー206をピックアップして、その魅力と特徴と維持するためのノウハウ、そして原工房というプジョー車のメンテナンスにおける有名店への取材という構成は、読み物としては一貫したテーマに則っていてそれなりに読める。
ただ、1テーマで掘り下げるならば、もう少し多岐にわたった情報が欲しいと感じた。

たとえばプジョーディーラーでは今から206に乗ろうという顧客をどのように対応するのか、といった取材や故障箇所はどんなところが多いのか、全国のメンテナンスの行える整備工場の一覧など、所有するにあたって不安になる情報をもう少し網羅しなければ、“中古車として206をオススメする”という特集の目的を達成することは出来ないんじゃないか、と思う。

また、21ページという構成は、専門テーマのムックとして捉えた場合はボリュームが少なすぎるし、雑誌として捉えた場合は情報が偏りすぎている。
紙媒体の雑誌が400円以下であのボリュームを展開していることを考えると、電子雑誌としての物珍しさがあったとしても、継続して購読者を繋いでいくのは難しいのではないかと感じる。
構造的には先日紹介した「Bagnole」と同じ問題を抱えているだけに、やはり5号ぐらいまでにどれだけ固定ファンを獲得できるかに掛かっている気がする。

ただ、この「クルマニスタ」は作り手が伝えたい情報をカタチにしたという、ある種同人雑誌のような側面もあるので、そこは変に萎縮することなくやりたいことをやってみればいい、とも思う。

“作る楽しさというモチベーション”は、継続の源でもあるわけだからね。


さて、その他にも既存の雑誌が電子化へとシフトする傾向も見られる。
「4x4 MAGAZINE」が、紙媒体との並立ではなく、全面的にWEBと電子へと媒体を転換することが発表されている。
紙媒体をあきらめて、完全に電子へとシフトするというのは、4x4 MAGAZINEという特性上どうなんだろう?という気になる。

いや、別に偏見を持っているわけではないが、クルマ好きの中でも4x4が好きな人は、それほど先進的な人々というわけでもないので、書籍の電子化をすんなり受け入れるデジタルネイティブとはギャップがあるように感じるのよね…

他にも電通様の主導によって鳴り物入りで始まったMAGASTOREや、Fujisan.co.jpでもネコパブなどがいくつかの雑誌を電子化したりしているが、総じて低調(というか、むしろなかったことにされているぐらい)の状況だ。
ちなみに「マガジンX」も今月号から電子化を始めたが、どうもチープな感じが否めない。

そんなわけで、既存の紙メディアをそのまま電子配信する取り組みはそれなりに行われてきたわけだが、どうにも普及しないということであれば、そこにニーズが無かったということになるのだろう。

ということで、次の潮流はどうなるか?というと…
「Bagnole」が目指すリッチコンテンツ化の路線と、「クルマニスタ」のように少数精鋭で低予算で仕上げていく方法。
そして重要なのが、ある程度のDRMのゆるさ(iPhone/iPadどちらでも再生できるとか、EPUBやPDF形式でビュワーや環境を選ばないとか)という点ではないかと思っている。

さて、もの珍しさが無くなった後に、どんな形の電子雑誌が残るのか。
興味深く見守っていくことにしましょう。

とりあえず、おいらはしばらくは「Bagnole」と「クルマニスタ」は購読し続けてみるつもりであります。
 
 
posted by 海鮮丼太郎 at 16:14| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子書籍(e-book) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする