ハイブリッド第三世代ということで、来年春には発表される予定の3代目プリウス。
全世界販売を視野に入れたため、排気量を1800ccに拡大することが発表されており、本来のハイブリッドの良さがスポイルされる懸念がある。
また、それに伴い販売価格もアップすることが判明しており、ガソリン価格が下落傾向であることから市場の反発も予想される。(喉元過ぎれば熱さ忘れるってやつね)
一方ホンダは新型インサイトで1.3Lエンジンのハイブリッド方式で、価格を200万円を切るという戦略的な価格で出してくることがアナウンスされている。
もちろんこれは最廉価グレードであろうから、実質的な充実装備のボリュームゾーンは220〜240万程度だろう。それでもプリウスに比べれば1マークほど安いことは間違いなく、価格でのアドバンテージを持つことができそうだ。
そんなインサイトの動きに対して、トヨタのけん制策が発表された。
なんと現行2代目プリウスを、3代目の発売後も併売するというのだ。
トヨタ、全面改良後も現行プリウスの国内販売を継続
トヨタ自動車は、来春に予定する「プリウス」の全面改良後も、現行プリウスの国内での販売を継続する。
次期型はエンジンの排気量アップなどに伴い、現行車より価格が上昇する見通し。
このため主に法人向けの低価格タイプとして現行型の販売を続ける。
プリウスは、全面改良から5年が経過した現在も月間6千〜7千台を販売するトヨタの売れ筋車種となっている。
販売の継続は、ホンダが来年投入する新型ハイブリッド車「インサイト」も意識しており、装備・仕様を簡素化することで200万円前後の低価格帯の需要に対応する。
初代プリウスは、世界初ということもあり戦略的に普及価格帯で販売したこともあって売れば売るほど赤字という状態が続いていた。(最終的には量産効果で利益を出していたが)
その反省を踏まえて、2代目プリウスはしっかり利益の取れるよう原価を設定し発売した経緯があったため、神風とも言える需要増のおかげで相当の利益を確保して減価償却は済ませているはずだ。
つまり値下げをして販売しても十分利益がでる状態になっているということ。
あくまでも法人需要向けというスタンスで販売を継続するようだが、明確な価格差を付ける事でハイブリッドのエントリー車として新型3代目プリウスとうまく棲み分けが出来る可能性がある。
選択肢が広がることは良いことだし、1.8Lもの排気量なんてイラネーヨという客には現行型でも十分魅力的に映るだろう。
インサイトとのガチンコ勝負になるが、同価格帯で選択肢があるというのはとても重要なことだ。
ホンダは頭が痛いところだろうが。
それにしても、新型を発表しても旧型を併売するというのは久々に聞いた気がする。
トヨタから商用バンでプロボックス&サクシードが発売されたが、それだと狭すぎるということでしばらくカルディナバンが併売されていたり、スバルなんかはR1/R2なんていう奇怪なクルマが発売されて法人需要が激減したことから、その前まで販売していたプレオを立体駐車場に収まる全高に調整して法人向けに販売を今でも継続している。
生産効率の面から、旧型車を併売するのはあまり得策ではないが、需要に応えるというのもメーカーにとっては重要なこと。
5年経ったとはいえ、まだまだ実用車として活躍できる2代目プリウスが、出来る限り安い値段で買えるようになることを祈りたい。
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ちなみにハリアーもレクサスRX化して高くなりすぎる?ので、現行ハリアーの一部モデルをしばらく継続販売だそうです。
206セダンもひとつよろしく。