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2015年07月31日

C4カクタスも国内導入へ


はいはい、情報を小出しにするからレスポンスは嫌いなんですが、シトロエンならびにDSに関しても情報が出ましたね。

ってことで、C4カクタスも国内導入のアナウンスです。


今年のシトロエンのカレンダーでは12月がC4カクタスでした。

Citrone_Calender2015_12s.jpg


ですのでこれまた予告どおりの展開ということになりますが、欧州での発売からずいぶん待たされました。

並行輸入で入ってきた車両の注目度は抜群だったことから、鮮度のあるうちに発売にこぎ着けてほしいと願っておりました。

東京モーターショーで発表ということは12月より販売ならびにデリバリー開始というスケジュールで考えて良さそうですね。


問題は、カラーリングにどれほどの選択肢を用意できるか?という点に尽きます。

たとえばイギリスではボディカラー全10色、エアバンプ全2色、内装全6色の中から組み合わせてオーダーすることができます。
(すべての組み合わせが可能というわけではありませんが)

CACTUS_config.jpg

さすがにこれほどのフルカスタマイズは不可能だとしても、せめてボディカラーは10色用意するぐらいの心意気を見せて欲しいものです。

また、エアバンプについてはアフターパーツとして販売し、オーナー自身で交換可能にしてもらえると、カスタマイズの幅が広がってよろしいかと思います。

ただし、ここで書いたことってそのまんまプジョー1007でやったこととほぼ同じことなんですよね。

1007は両側スライドドアという独特なデザインに全12色のカラーラインナップ、内装のカラーリングを変更できる「カメレオキット」を発売するなど、当時のプジョーとしては異例とも言える力の入れ具合でありました。

しかし残念なことに1007はセールスが芳しくなく、国内販売は4000台程度で終息となってしまった過去がありました。

あれもトランスミッションがAMTであったことやヒルスタートアシトがないことにより主に女性層の支持を得られなかったことが原因でした。

奇しくもC4カクタスもトランスミッションはおそらくETG5のまま入ってくることになるでしょうから、1007の失敗を繰り返さないように売り方をかなり考えなければなりません。

しかし、手堅くやろうなんて考えちゃいけないのがC4カクタスというクルマです。

機械面のネガティブなイメージより楽しさを前面に出すためにあらゆる手を尽くすべきかと思います。

最近フィアットのプロモーションが精彩を欠いていますので、Fiat500が鎮座しているポップカルチャー枠をC4カクタスはじゅうぶん狙えるポテンシャルがあります。

おそらくプロモーションにおいてはソーシャルメディアを活用するのがもっとも効果的と思われますので、先日のPCJ城さんのコミットメントを存分に実践していただきたいものであります。








posted by 海鮮丼太郎 at 02:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月30日

プジョーさんがディーゼルを国内投入へ




竹岡圭さんを使って3月から情報をリークしていましたので特に驚くことではありませんが、とにかくプジョーさんもようやくクリーンディーゼル車を国内導入しますよ、というお話です。


昨日VWの迷走についてエントリーを書きましたが、VWのクリーンディーゼルはDセグメントのパサートから始まりますので、Cセグメントのゴルフはe-GOLFの投入を延期すると発表した以外は今のところ動きがありません。

攻めるべきタイミングであります。

奇しくも今年は東京モーターショーの開催がありますので、そこで華々しく発表すれば自動車メディアだけでなく一般メディアにも広く取り上げられることが期待できますので、タイミングとしてはベストと言えるのではないでしょうか。

VWの敵失をチャンスに変えましょう。


クリーンディーゼル仕様はガソリンエンジン+30〜40万程度の価格アップあたりが一般的ではありますが、308GTでの導入となるとグレード体系を含めてここは慎重にかつ大胆に展開して頂きたいものです。

BMW、メルセデスなどに続き、先日ボルボが主要5車種へのクリーンディーゼル投入で話題を作りました。

逆に言うと、単にクリーンディーゼルである、というだけではインパクトに欠けます。
そこにどのような+αの付加価値を付けられるか。

今後のプジョーのイメージを決める重要な機会になりますので、ガッカリさせることのない発表を期待しております。

ところで、DSの方のリークはまだですかね?



posted by 海鮮丼太郎 at 17:29| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月29日

VWがe-GOLFの国内投入延期の大失態

egolf_top_canceled.jpg

さぁ、おかしなことになってまいりました。

フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社(代表取締役社長:庄司 茂、本社:愛知県豊橋市、略称:VGJ)は、当初予定していた EV(電気自動車)の日本導入について見直しを行い、「e-Golf」の国内販売を延期することを正式に決定いたしました。

フォルクスワーゲンは、EV を今後のモビリティの大切な柱のひとつとして捉え、お客様の幅広いニーズにお応えしてまいります。

昨年2014年10月にVWが国内市場に同社初となるピュアEVである「e-up!」ならびに「e-GOLF」の国内投入を発表しました。

しかしその後、この件が世間の話題になることはほとんどありませんでした。

なぜならば、2015年2月から先行して受注を開始したe-up!は未だに1台も納車されていない状況であり、e-GOLFに至っては国内販売の延期という、力の入った発表時からするとかなりガッカリする展開となっているからです。

CarWatchの記事では、e-GOLF延期の主な原因として
延期の理由については、国内で運用されている数十種類の急速充電にしっかり対応できるよう、調査・対応がまだ必要になるためとのこと。
ということになっているようです。

世界で先行する日本のEVインフラに関しては、「CHAdeMO(チャデモ)方式」が主流となっており欧州で主流の「コンボ方式」とは異なるため対応が必要なのは事実です。

しかし両規格に対応した「マルチ方式」が欧州でも一定の普及を見せており、その意味で国内の規格に対応させるために想定外の調査・対応が必要になる可能性は低くなっております。(対応が簡単だ、という意味ではありません。)

それは先行するBMW i3が何の問題もなく販売開始に至っていることからも明らかです。

ここから想定される原因を考えてみると…

「VGJ内部で深刻な問題が発生しているのではないか?」

という推測が成り立ちます。


■そもそもVWのEVに需要はあるのか?
国内のEV市場に関しては三菱のiMiEVならびに日産のリーフの販売が思ったほど芳しくなく、その主な要因が充電インフラの未整備であったことから、海外勢の参入は慎重だったと言わざるを得ません。

テスラのように対象を限定することで商売しているところもありますが、大衆車としてのEVはまだまだ課題が多かったとも言えます。

しかしBMWがiシリーズを投入したことにより、このあたりの潮目も変わってきました。

他社に露払いをさせて美味しいところを持っていこうとするVWとしては、このタイミングで参入を発表したのもわからないでもありません。

この辺りについての雑感は以下のエントリーで触れております。


そこでこんなことを書いていました。
なまじガソリンエンジンのゴルフが安くて性能がいい大衆車という地位を得てしまったがために、e-GOLFはけっこう難しい舵取りが迫られるかもしれませんね。
7代目ゴルフが輸入車として極めて高い注目を集め、セールス的にも成功したことにより、VWは国内販売を大幅に増やす(年間10万台)戦略に自信を深めました。

車種バリエーション展開に加えてパワートレインの多様化という流れに進むのは当然なのですが、このタイミングでなぜ大衆ブランドであるVWが、しかも大衆車であるup!やゴルフにピュアEV仕様を設定してきたのか?正直言ってかなり違和感を感じていました。

その狙いは当然の如く大衆車としてのEVというポジションを狙ったものであることは明白です。

VWグループとしてアウディは従来のハイブリッドから「e-tron」と呼ばれるPHEVを国内に投入する方針で動いています。

この辺りにグループ間でブランドの棲み分けを図りたい意図が見え隠れします。

しかし、過去の事例を見てもこの手のブランド戦略は諸刃の剣であるとも言えます。

以前のエントリーでこんなことを書きました。
BMWのi3が499万円(レンジエクステンダーが546万円)ということで、感覚的に少しe-GOLFが割高な気がしないでもありません。

これは専用ボディを持つ日産リーフに対して、ハイブリッドと同じ形をしたプリウスPHEVが妙に割高に見えて苦戦している関係と似ているとも言えましょう。

専用ボディというのは一目見ただけで特別な車種であることが分かるのに対して、既存ボディのバリエーションとなると、よく見ないと判別できないことから、意識の高い富裕層は特に専用ボディを好む傾向があります。

古い話ではハイブリッド戦争初期において、専用ボディを持つプリウスが爆発的に売れたのに対し、ホンダがシビックハイブリッドを設定したけどさっぱり売れなかったという事例にも当てはまります。
それに加えて先行するBMWのi3に関しては、ピュアEV仕様とREx(レンジエクステンダー)仕様をラインナップしているものの、販売の大半はREx仕様であることから、日本の消費者はピュアEVをそれほど信頼していないという現実が見えてきます。



■国内投入延期の本当の理由は?
e-up!とe-GOLFはそんな状況を覆すことが出来るとVGJは考えていたからこそ、国内投入を発表したのでしょう。

また、EV技術で先行する日本に対して世界最大のメーカーとしてその技術力を誇示するためにも、ゴルフのブランド化を推し進めようとしていた気配がありました。

しかし現実問題として受注開始から半年を経過しても、e-up!は顧客の元に未だに納車されていません。

商品に何らかの問題が起きていることは明らかですが、これがe-GOLF投入延期の理由である充電インフラへの対応に時間が掛かるという話とリンクしているのであれば、VGJ内部の品質検証・管理プロセスに問題があることが推測できます。

昨今の急拡大戦略によって慢性的な人不足ということもあるかもしれませんし、e-up!という商品そのものが日本の環境では実用にならないほど使い勝手が悪いのかもしれません。

ピュアEVである以上バッテリーが切れたら何も出来ないという構造であるため、想定していた距離を走れないなんてことであれば、顧客からのクレームだけでなくVWというブランドの信頼すら失いかねない事態を招くことになります。

e-up!がこんな状況ですのでe-GOLFの国内投入延期の理由はむしろこの点にあるのではないかと推測しております。


日産が各ディーラーに充電設備を常備するなどの懸命の努力により、なんとかリーフの販売はそこそこの台数まで伸びましたが、そうした努力をする気配もないVWがEVを売るというのは当初からかなり厳しい環境であったと言えるのかもしれません。

こうした中で現実的な選択肢として考える場合、日本市場においてはPHEVもしくはRExの方が有力である状況が見えてきたことにより、VGJの中で根本的な戦略転換の必要性が発生したのではないか?と思われます。



■VWの方針転換?
その予兆はVWが国産車キラーとして自信を持って投入したup!が、思ったほどの販売を伸ばせていないという話に遡ります。

2012年10月から販売を開始して、2015年6月時点で約27000台という数字は、月平均にすると850台も売れていないことになります。

輸入車の実績としてはこれでも立派ですが、国内販売目標として年間10万台を掲げたVWとしては、おそらく内部目標としては大幅に未達でしょう。

当初想定していた国産車からの乗り換えと、少しオシャレな路線(先日のエントリーで触れたポップカルチャー枠)の取り込みを狙ったところが上手くいっていない感じのようですね。

そのため最近はポップカルチャー枠へのチャレンジは、先代よりマッシヴなスタイルになったTHEビートルを230万円という今までで最も安いエントリーグレードの投入で代替するつもりのようです。

先代のNEWビートルが可愛らしいスタイルだったのに対し、現行のTHEビートルは初代のカブトムシスタイルに回帰したことで可愛らしさというイメージは薄れました。

それに加えてCMに所ジョージを起用したことでアメリカン・カスタム的なイメージを全面に押し出していましたので、今からイメージチェンジして売るのも大変だろうなぁ、という気はします。

また、ソースの確認は出来ていないのですが、所ジョージさんはCM契約が終了したら、さっさと自分のTHEビートルを売りに出してしまったとか。

淡泊というかビジネスライクというか…

こういう話が出てくること自体、商品戦略がうまくいってないような気がします。


7月に発売された新型パサートにおいても、ディーゼル仕様とPHEV仕様の投入が予告されていますが、その時期は遅れて2016年初頭となっております。


モデルライフの途中でテコ入れとしてパワートレインを追加投入する戦略はよくあるのですが、BMWなどはガソリン、ディーゼル、ハイブリッドといったフルラインを最初から投入して一気に話題を作り出す戦略を採っていたりします。

そういう競合に対して知名度の劣るパサートが戦力の逐次投入で勝負になるのか?というのが若干の疑問であったりします。

それに加えて今回のe-GOLF発売延期の発表であります。


こうなってくるとVWは各モデルの位置付け(対象となる層)を全面的に再構築し直さなきゃならない状況にあり、それは非常に困難を伴うものであります。

4月から日本独自のプロモーション戦略として「ゴキゲン♪ワーゲン」というスローガンを掲げておりますが、これこそが戦略練り直しの象徴的な出来事と言えるのではないでしょうか。

ゴキゲンという割に庄司社長の表情が硬かったりいろいろ苦労があるのは見て取れますが、必ずしも「ゴキゲン♪ワーゲン」戦略は既存オーナーにとって歓迎されている訳でもなさそうであり、問題の根の深さを感じざるを得ません。


こうしたある種の混乱状況が、上半期において国内輸入車販売台数No.1の座をメルセデスに奪われるという事態を招いているのだと考えると、割と合点のいく話であります。

メルセデスの好調というのはありますが、VWの敵失が大きいということですね。



■敵失をチャンスに変える
VWの基本戦略としては、国産車からの乗り換えを促してとにかく販売台数を増やすことは続けなければなりません。

そのためにあらゆる手段を仕掛けてくることでしょう。
延々と繰り返される0%金利キャンペーンはその最たるものです。

しかし、その無理な感じというのは既存のVWオーナーには伝わるものです。

「違いがわかる人が乗ればいい」

という輸入車オーナーにとって、国産ブランドと同等のポジションまで自ら降りようとしているVWに対するイメージがプラスに働くとは思えません。

ここに他の輸入車ブランドのチャンスがあります。

国産車に比べて良質な走りを提供する輸入車において、鉄板であるVW以外にも様々な選択肢があることをアピールすることで、「VWの次」をうまく取り込むことは可能でありましょう。

VWによって輸入車の魅力を知った層は、必然的に次の選択肢としてさらに魅力的な車種に注目することになります。
(もちろんVWに懲りて国産に戻る層もたくさんいるでしょうが)

機械面での性能は劣っていても、デザインやブランドイメージなどで所有欲を刺激するクルマがあれば、当然選択肢に入ってきます。

つまり、VWが騒げば騒ぐほど他のメーカーにとってもチャンスであると言えます。


贔屓目になりますが、これはプジョーにとって大きなチャンスです。

攻めるべき時です。

あとはもうわかりますね?



そんなわけで、VWといえども盤石ではないというお話でありました。

e-GOLFってたぶんこのまま導入せず、e-up!もやったとしてごく少量を販売して終了なんてことになるんじゃないでしょうか。

それよりゴルフのディーゼルとPHEVの投入を前倒しにした方がはるかに効果的だとは思います、なんてお話でした。


あいかわらずなげーな。

すんませんね。




posted by 海鮮丼太郎 at 13:00| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月28日

刺激的な時代の再来に備えて

basic_magazine_event_info.jpg

『マイコンBASICマガジン』初の読者向けトークイベント開催決定!

■日時
2015年11月8日(日曜)
14:00〜18:00(13時開場予定)

■場所
アーツ千代田3331


見事なまでのおっさんホイホイなネタであります。

主に8bitPC世代にとっての『マイコンBASICマガジン(以下:ベーマガ)』というのは特別な思い入れのある雑誌でありますが、今の若い子にその頃の熱狂を言葉で説明するのは難しいと思っておりました。

近い例えをするならば、“初期のボーカロイドが初音ミクとなり、その表現がどんどん豊かになっていく興奮”と言えばなんとなくイメージできるでしょうか。


コンピュータデバイスの進化により「作ること」から「使うこと」に用途がシフトしていったことで、大抵の人は興味本位で1行のプログラムを組むことすら無くなってしまいました。

これが悪いと言いたいわけではありません。
当時に比べて今の世代は我々とは比較にならないほどのコンピュータの恩恵を受けられるのですから。


しかし我々の世代は、コンピュータの進化をリアルタイムで経験できたという誇りがあります。

それこそ微生物から恐竜、そして哺乳類への進化に匹敵する規模の進化がたかだか30年ほどの間に起こったわけです。

日々是パラダイムシフト。

刺激的な時代を生きた幸せを感じざるを得ません。

そしてベーマガというのは、その刺激的な時代に夢を抱きながら共に歩んできた、特別な存在だったりするわけです。


うるせーなおっさんと言うなかれ。

実はこの進化のプロセスを再び経験できる時代が訪れました。

Raspberry Pi』に代表される小型コンピュータの登場、そしてIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の時代が訪れたことで、思い付きのちょっとしたアイディアをカタチにすることができるようになりました。

これはモノクロモニタに1行の足し算プログラムを入力して、その結果が表示される衝撃の再来とも言えるでしょう。

なんだかわからないけど、コマンドを1つ入力することでLEDが点灯する。

この自分が与えた命令によって反応が返ってくるという体験は、モノづくりの原体験として幼少期の情操教育には欠かせないものだと確信しております。

我々の世代はそうしたことを親として子に教えられる立場であるということを喜び、積極的に活用すべきだと思うわけです。

3Dプリンタも身近になりました。

Makersムーブメントにより小ロットでも製造が可能な環境が整ってきました。

IoTによりインターネットを介したアイディアも実現可能です。

ハッカソンなどの開催により共に学び、作る機会も増えてきました。

あとは好奇心と学ぶ姿勢があれば、やれることは無限にあると言えるでしょう。


その意味で、ベーマガのイベントは単なる懐古趣味で楽しむのではなく、自分の錆びついた好奇心を磨き直し、再び訪れた刺激的な時代を楽しむためのきっかけ作りとすべきだと思うわけです。

ベーマガというのは、自分のアイディアとテクニックで何かを作り上げることを目的とした雑誌であったわけですから、その精神を受け止め、引き継いでいくことが大切だと思うのであります。





posted by 海鮮丼太郎 at 15:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 思(criticism) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月27日

ポップカルチャー枠で愛されて3万台

index_slide_500spts.jpg

日本において輸入車というのはある種の変わり者が選ぶもの、という捉えられ方は一定の真理であると思います。

そんな中でもポップカルチャー枠(≒キャラクター商品枠)とでも言う領域がありまして、“カワイイ”とか“ちょっとシャレてる”という個性を持ったクルマがこの枠を競い合っていたりします。

簡単に言えば女性にもウケるクルマという位置付けと考えればわかりやすいでしょうか。

この枠は必ずしも台数は多くなくても雑誌などのビジュアルを飾ったり著名人の愛車として知られていたり、デコレーションなどのカスタマイズで人々を驚かせたりといった、ポップカルチャー方面での影響力が強いクルマと言う事が出来ます。


1990年代中頃に輸入車市場が急拡大した時期がありましたが、その辺りからこうした枠の客層が広がりを見せてきたと言っていいでしょう。


古くはBMWに買収される前のローバー『MINI』(1959年〜2000年)なんかが先行例であったと言えるでしょう。

その後この枠は

 ・スマート『スマート for two』(1998年〜2007年)
 ・プジョー『206』(1999年〜2007年)
 ・VW『NEW ビートル』(1999年〜2010年)
 ・BMW MINI『MINI』(初代:2002年〜 2代目:2007年〜 3代目:2013年〜)
 ・ルノー『カングー』(初代:2002年〜 2代目:2009年〜)
 ・フィアット『Fiat 500』(2007年〜2009年)

【番外編】
 ・オペル『コルサ(日本名:ヴィータ)』(1995年〜2004年)

などが入れ替わり立ち替わりで人気を博していきました。

番外編のコルサ(日本名:ヴィータ)に関しては、キムタクと常磐貴子のドラマ「ビューティフルライフ」で常磐貴子の愛車として使われたことにより赤いヴィータだけが当時爆発的に売れた(ソース忘れましたが5ケタを超えたとか)なんてことがありました。

正確にはこれはポップカルチャー枠では無いですね。一応参考までに。



ここで注目すべきは、ほとんどの車種がモデルチェンジを行うとその座を他車に奪われているという点であります。

例外と言っていいのはBMW MINIとカングーぐらいのもので、スマートも206もビートルも、フルモデルチェンジで方向性を変えたことにより支持を失い、ポップカルチャー方面の枠から滑り落ちてしまっています。

で、2015年の今日においてその座を占めているのは『BMW MINI』『Fiat500』かろうじて『2代目カングー』が引っかかるぐらいでしょうか。

前置きが長くなりましたが、今日はFiat500周辺のお話などを。


2007年の登場から8年が経過したFiat500でありますが、巧みなマーケティングと少量の特別仕様車の投入により実質的に1車種だけでフィアットブランドを支え続けてきました。

もちろんパワートレインを刷新したり時代の変化に対応すべく商品力の向上を図ってきましたが、何よりその愛らしいスタイルは8年経過しても新鮮味を維持しており未だに高い支持を集めています。
優れたデザインは陳腐化しないというお手本のような車種でありますね。

そんなFiat500でありますが、さすがに特別仕様車商法も限界に近付いてきており、いよいよ最後のテコ入れとしてお値打ち感を前面に出した特別仕様車『500 SUPER POP TOPO』を出してきました。


輸入車にはお値打ち感をアピールできる価格帯というのがいくつかあります。

Cセグメントは300万円以下、Bセグメントは200万以下であれば国産車に+α程度の上乗せで手が届くというイメージを与えることができます。

Fiat500については発売当初は200万円台前半だったものの、2年後に200万を切ったことが話題になりました。

それが装備がいくつか省かれているとはいえ1,792,800円なんて価格で買えるようになったのですから、ずいぶんいい時代になったものだと思います。

「今までがボッタクリだっただけだろ!」

なんて言うのは簡単ですが、今までその価格に見合った価値を見出したオーナーが大勢いたという事実は変わりません。


では、その大勢のオーナーって具体的にどれぐらいなの?

それが今回の特別仕様車のリリースにおいてアピールされております。


「みんなに愛されて、500は2008年3月の発売以来、国内販売30,000台を突破!」


7年間でコツコツと積み上げてきたこの3万台はとても価値のあるものです。

商品としての品質や販売網の脆弱さなど、必ずしも順風満帆ではなかったフィアットブランドにおいて、この数字は見事なものだと言わざるを得ません。


かつてプジョーさんも206が同様にポップカルチャー枠として愛されたことがありました。

206は国内において累計4万9千台を超える販売を記録したんだそうです。

プジョー長崎さんのこちらの回想記事が面白いです。


ディーラーブログでもこうしてちゃんと読み物として書いて下さる方がいる限り、続けて欲しい取り組みですね。



こうして見るとFiat500とプジョー206は同じような支持のされ方なのかなぁ、という気がします。

アバルト仕様から179万で買えるお手軽仕様まで選択の幅が広いこと。

そして何よりそのキャラクターを愛してくれる人がたくさんいたこと。

今年も開催された FIAT BUON COMPLEANNO 500(旧:FIAT BIRTHDAY FESTA) の盛況っぷりからもそのあたりが伺えます。


Fiat500はマイナーチェンジで顔つきが少し変わりますが、全体のスタイルは現行のままでもうしばらく販売が続くことになりそうです。

206の5万台弱までは届かないかもしれませんが、国内でも引き続き愛されるブランドとして販売を続けていって欲しいものだと思います。

206がそうであるように、中古車市場に流れたFiat500をお手頃な輸入車として次のオーナーが愛着を持って乗ってくれることで、いつまでも存在感をアピールしていくことができるでしょうから。


さて。
Fiat500も後継を開発中であることは海外でも話題になっておりますが、フルモデルチェンジした時にまた支持を集められるかどうかは正直言ってわかりません。

ポップカルチャー枠を狙っていろんなクルマ(例:現行のTHEビートルとかup!とか…)がワナビーアピールをしておりますが、市場の評価はなかなか厳しいものがあります。

こうした失敗事例を参考にして、出来ることをチャレンジしていってもらいたいですね。

BMW MINIはそれができているわけですから、フィアットにやれないことは無いと思います。






posted by 海鮮丼太郎 at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月24日

晒し上げ。

comment20160723.jpg

“感情に訴えかけることができる動画”

…まさにmotion&emotionですね!
(うまいコメントをした気がする)

Posted by PR太郎 at 2015年07月23日 23:14


昨日のエントリーに関して、当BLOGの読者の方より素晴らしいコメントを頂戴しました。

あまりに感動的であり、乾いた心の奥底からふつふつと湧き上がってくる怒り いやいやパッションを抑えることができませんでしたので、記念にこのような形でご紹介させて頂くことにしました。

さすがハイウェイスターを駆るクルマ大好きな2児の父だけのことはあります。

この調子で今後も是非感動的なコメントを頂けると幸いです。



posted by 海鮮丼太郎 at 01:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 知(information) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月23日

プジョーさんのデジタル戦略が変わった?


言ってみるもんですね。

ってことで、Le Club PEUGEOTのサイトリニューアルについてのエントリーにおいて誤植がありますよって指摘をしたのが7月16日だったのですが、何気にサイトを見たらきちんと修正されてました。


これが…

kanseikei_goshoku.jpg


こうなった。

kanseikei_fixed.jpg


意外と仕事早いですね。
そして、当BLOGをご覧いただきありがとうございます。

最近のプジョーさんが変わったと思うのは、ネットの反応を割とちゃんとチェックするようになったということなんですね。

もちろん今までもチェックはしていたでしょうが、それに対するアクションをちゃんと取るようになってきた印象を受けます。

そんなプジョーさんの動きについて、先日こんな記事が公開されておりました。




成功事例??という部分へのツッコミはとりあえず置いといて。

ボルボのマーケティングディレクターである関口氏とPCJ(プジョー・シトロエン・ジャポン)の広報室長である城氏という珍しい組み合わせでの対談記事であるわけですが、ここでプジョーが「デジタルPR」という切り口で最近の取り組みについて語っています。

城:イベント当日には、400台1200人を超える方々に集まってもらったのですが、参加者の中には多くのファンを抱えているブロガーが相当数いました。その方たちやオーナーの皆さまが、いっせいにブログやSNSで紹介してくれて情報が拡散されました。
プジョーライオンミーティングについては当BLOGでも応援の意味を込めていくつかエントリーを書きましたが、PVで言うとざっと8万PVといったところでしょうか。

それなりに拡散の一助にはなったんではないでしょうか。

ヨーロッパではどんな町にも広場があって人々が集うことに抵抗がなく、コミュニティマーケティングを行う土壌があります。一方で、日本は元来、コミュニティが内向的なため、こうしたイベントには不向きでした。

しかし、デジタルメディアの浸透で、情報の発信と拡散の環境が整ったため、今後は日本でもコミュニティマーケティングが発展する可能性が出てきたと思っています。

多分にポジショントークが含まれているとは思いますが、その言説(認識)って少なくとも5年は遅れてますよ。

コミュニティが内向的というのはミーティングの常でありますが、そうでないアプローチはすでに他社が何年も前から取り組んでおり、実際に成果を上げてきたわけです。

イベントに不向きだった、というよりはプジョーさんがそうした取り組みをやってこなかっただけじゃないの?とツッコミたくもなるわけです。


まぁ、社内の体制的な環境が整ったのが今のタイミングだった、という話であればそれはそれということになるのでしょうけど。


また、プロモーション手法としての動画の可能性についてこのように言及しています。
城:動画に対しては、今後さらに期待しています。

いま日本の輸入車市場の中でドイツ車のシェアが高いのは、ドイツ車の価値が充分に理解されているからだと思います。その価値は、車のヒエラルキー構造や安全性など、文字にしても分かりやすいものです。

一方で、我々プジョーおよびシトロエンはフランス車で、その価値はデザインなど感覚的な要素が強くなるため、感情に訴えかけることができる動画は有効になると思っています。

PRとしての動画の可能性については今更言うまでもなく有効であることに間違いはありません。

欧州ではブロガーを集めてクルマを貸し出し、各ブロガーが動画を交えたレビューをするなどCGM的な取り組みをやっていたりするので、そうした流れが日本に来てもおかしくはありません。

ただ、今の目立つことしか頭にないYoutuberみたいなアホを起用するような愚策は絶対取らないで欲しいもんですが。

プジョーさんの方で動画を制作するってことも当然やるとは思うんですが、“感情に訴えかけることができる動画”っていうのはそう簡単に作れるものではありません。

今まで苦労している「プジョーの魅力を伝えることの難しさ」に直結する話であります。

恐らく映像作品的なアプローチになるのかと思いますが、あっと言わせるものを見せて頂ければと思います。

良くも悪くも「共感」というキーワードは外せませんが。


後半ではデジタルPRに期待すること、として城氏、関氏がそれぞれこのように語っています。


───こうした新しいデジタルPRに期待していることはどんなことでしょうか?
城:私たちのブランドはかねてよりブランド名の認知の面では比較的高い数値がでるのですが、その深度を測ったり、純粋想起を調べたりすると、低いという課題がありましたので、マスメディアよりもデジタルなどのセグメントされたメディアを積極的に活用して来ました。

その結果、試乗予約や資料請求、セールスマンへのコンタクト希望など、行動を促すことにデジタルが長けていることを実感しました。ただ、年に1回実施している調査では、ブランドとして記憶に残すことはデジタルが不得意かもしれないという結果も出ています。

そこで、デジタルメディアが提供する行動を促すメディアとしての長所と、実際の製品と提供されるブランド価値を五感で感じてもらう体験を組み合わせたコミュニケーションミックスを構築しようとしています。

関口:まさに、エクスペリエンスデザインですね。デジタルは行動履歴を元にしたターゲティングなど、個人に最適化した広告やプロモーションが行える非常にパーソナルなメディアです。

一方、ブランドの価値を一気に高めるためには、広く認知してもらわなければいけません。そういう意味では、デジタルとマスメディアとの住み分けが必要ですね。

城さんがお話されたことは、私の立場からすると、ブランドとしてどう記憶に残す体験をつくることができるのかが重要だと理解しました。

V40の成功で活気づいたもののその後停滞感の漂うボルボと、なかなか浮上のきっかけを見いだせないプジョーはある意味同じ問題意識を抱えていると言えます。

また、何をすべきかということもきちんと見えているようです。
(見えてはいるものの、実践できているとは言い難いですが…)

既報の通りボルボは東京モーターショーなど大規模な展示会には出展せず、別の方法でプロモーション展開をしていくことをワールドワイドで進めています。

その意味で切迫感があるのはボルボの方かもしれません。

デジタルとマスメディア、そしてリアルを活用したどういうエクスペリエンスデザインを仕掛けてくるのか、参考にすべきことは多い気もします。
(ちなみにボルボはメーカー主催ミーティングの類は実施してないみたいですねぇ)


最後にこの部分ですが、最後の1行は城さんのコミットメントとして受け取りました。
城:はい。モータージャーナリストが専門的見地と経験から雑誌などの専門メディアで発信していくことは、伝統的な仕組みですが、依然として大きな影響力を持っていることは事実です。我々としては、きちんと関係を構築していくことが大切です。

ただ、昔と比べるとそうした方たちが一般のお客さまに与える影響は全てでは無くなって来たようにも感じます。一概には言えませんが、購入を検討される方の知識レベルがとても高く、メーカーの僕らよりも車について深い知識を持っている。

いまはデジタルを使えば、知りたいと思ったことをすぐに深く調べられますし、オーナーの方々が体験した情報が発信されている。

しかも、自分たちが発信側という立場に居ることも十分に理解されている。これは、車メーカーにとって、新しい環境です。もしかしたら、パンドラの箱を開けてしまったかもしれないけれど、一度開いた以上はその状況に対応しなければいけません。

ぜひ状況に対応していってくださいね。
お手並み拝見とさせて頂きます。





posted by 海鮮丼太郎 at 13:00| 東京 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月22日

何かのメッセージを受信しましたので…


えーっと・・・

すいません。

タイトルから何かのメッセージと受け取りましたのでピックアップせずにはいられませんでした。

1日試乗キャンペーンについては以前触れたのですが、今回のまるもさんの記事はパブリシティとしては非常によくできていますね、ということで煽りでも何でもなくて素直に関心しました。

この手のジャーナリストを使った試乗記事って結局のところ

「何か書かなきゃいかんけど大して興味が無いから、メーカー発表の資料からアピールしたいキーワードを適当に散りばめてそれらしく仕上げる」

というものが多かったわけであります。

これはメーカー側にも問題があるわけですが、盛り込んで欲しいキーワードやトピックを伝えた上での試乗記事を(実質的に)書かせている以上、どれも似通ったものになるのは仕方がない部分もあります。

ジャーナリストも慈善事業じゃないですから金になる仕事は力を入れるでしょうが、そうでない仕事は適当になるのも仕方が無い点は理解しておきましょう。

ただし読者側は報酬云々は知ったことではなく、どの記事もフラットに評価されるので適当な仕事ばかりしているジャーナリストの評価はどんどん下がっているという現実も当事者の方は認識しておいた方がよろしいかとは思いますが。


さて、話はそれましたがまるもさんの記事であります。

この記事は『1DAY OWNER 特別体験キャンペーン』内容説明から始まって具体的な手続きの方法から試乗においてどういったところをチェック(体験)すべきかという部分をきちんと説明していて、プジョーさんがこのキャンペーンで何をアピールしたいのか?という狙いを的確にまとめています。

その分読み物として楽しいのか?と言われるとそれはそれで別問題ですが、とにかくこのキャンペーンについてのインフォメーションがすべて網羅されている点がポイントになるかと思います。

残念なのが、このキャンペーンの申し込み期限が7/31(試乗希望日時は8/31まで指定可能)までであり、記事が公開されたのが7/21と残りあと10日しかないところですね。

キャンペーン開始と同じタイミングぐらいでこの記事が出ていれば、検討する人に時間的余裕が生まれ、参加申し込みする人がもっといたかもしれないと思うと少し残念ではあります。


でも、こういうキャンペーンの内容と狙いをわかりやすく伝えることは大切だと思いますので、インプレスのCarWathさんとPCJ広報部隊さんはGJであります。

自動車メディアとしての知名度はイマイチではありますが、CarWatchさんは割ときちんとした記事をまとめるメディアとしてオススメでありますよ。

少なくともレスポンスやクリッカーなどのクソ記事を量産するメディアに比べればノイズが少ない分限られた時間できちんとした情報が押さえされるので重宝しております。

一部例外もありますが。




ところで、この記事に関してパブリシティと表現しましたが、もちろんペイドパブですよね?これ。

payed_pub_credit.gif


では、まるもさんに食われてしまいましたので当方はこれにて失礼いたします。



[P.S.]
こんなツイートが公式からありました。
なんだ、先にレスポンスにも同様の依頼をしてたのね。
ってことでご覧ください。
レスポンスの方の記事を書いたのはライターの大野雅人さんだそうで。
こういうのを典型的なやっつけ仕事といいます。

CarWatchとレスポンスのクオリティの違いを見れば、自ずとメディアとしてどちらが信頼に値するかが明白ですねw





posted by 海鮮丼太郎 at 10:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月17日

プジョーさん25万円クーポン大盤振る舞い中

250000coupon.jpg

6月末の半期商戦が終了しましたが、7月以降も販売促進のためのテコ入れが続いております。




輸入車全般に言える非常に悪い慣習ですが、希望小売価格を高く設定して販売が不調になると高額の割引クーポンをばら撒いて値引きをするというやり方ってもういい加減に止めませんかね?

正規の価格で買ったオーナーをバカにするにも程がありますし、そもそも希望小売価格が高すぎたことで最初から検討のテーブルに載せてもらえなくて逃した見込み客の損失を考えてもバカ過ぎますし、値引きのイメージが定着するとブランド価値の毀損にも繋がりますし、いいことって何一つ無い気がしますが。

それだったら最初から適正な価格付けて売って下さいよホント。


などとざっくり文句を言ったところで詳細を見て行くことにしましょうか。


今回の『Premiumクーポン』の対象車種は…

 ・208 Premium
 ・308 Premium
 ・308sw Premium
 ・2008 Premium

というプジョーにとっては一番の売れ筋ラインナップ(のはず)が対象になっています。

これらが一律25万円引きですからそれなりにインパクトのあるお値段になっております。

しかも308に関しては…
さらに0%特別低金利実施中!ご利用条件:2015年8月23日(日)までにご成約かつ2015年8月31日(月)までにご登録を完了された方
ということで、例の0%特別金利キャンペーンも併用可能ということになり、実質的には総支払額からさらに約3万円分(通常金利0.99%で計算)が値引きされることになります。

いやーすごいですね。


とはいえ、少し冷静になって考えてみましょう。

208 Premiumに関しては、装備がほぼ同等にも関わらず199万円というお買い得な『208 Style』があります。

308に関しては、最上位グレード同様の快適装備を満載しながら大幅に安くなった『308 GT Line』があります。

逆に言えば、これらのお買い得仕様の投入により売れなくなった通常ラインナップの在庫処分という見方も出来ます。

2008については純粋にお買い得という見方もできますが、ライバルとなるルノーキャプチャーの好調を前に、価格で対抗しないと厳しいという状況の現れとも言えます。

そして何より208に関しては半年程度でマイナーチェンジを控えており、それに向けて在庫を捌いておきたい事情もあったりするのでしょう。

通常に商談しただけでもそれぐらいの値引きは出たりしますし、今回の対象車種以外でもいろんなお得な条件が出ていたりします。

どこのお店かは書きませんが、こんなご案内も頂戴しております。

cpn_price20150716.jpg

いやーもうこうなってくると希望小売価格ってなんなんでしょうね?



なにはともあれ円安や増税に伴い輸入車は全般的に価格が上がりましたが、ここへ来て再び国産車に+αで手が届くお値段という水準に戻りつつあります。

国産車からの輸入車への乗り換え需要は相変わらず旺盛ですし、何よりトップを走るVWが自身で設定した高すぎるハードルをクリアするために乱売の様相を呈してきました。

ある意味プジョーはその乱売合戦に巻き込まれたという見方もできますが、消費者側にとって購入の条件が良くなることは喜ばしいことでもあります。

どの立場を取るかによって見え方は変わってきますが、結局のところどんな条件であれ買った人が満足できることが一番なんじゃないでしょうか。



P.S.
訳が分からなくなりつつありますが、シトロエンならびにDSに関してもクーポン大盤振る舞いキャンペーン実施中です。

Citroen_special_offer_20150716.jpg

DSの Faubourg Addictって限定車、たしか2014年に増上寺でやったDS-Dayで華々しくお披露目された特別限定車だったような…

DSDay03.jpg

まだ売れ残ってるんすかね?


posted by 海鮮丼太郎 at 12:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月16日

ずいぶんシンプルになりましたね。

LeClubPeugeot_renewal.jpg

予告にあった通り、プジョーさん運営のオーナーおよびファン向けサイトである『Le Club PEUGEOT』が主要コンテンツを終了しリニューアルしました。

見た目ずいぶんすっきりしましたね。

とはいえ、カタログライブラリーと取扱説明書のダウンロードを残してくれたのは幸いです。


そういえば当BLOGではあまり触れませんでしたが、Le Club PEUGEOTのサイトではペーパークラフト作家の光武利将さんと篠崎均さんがデザインした各プジョー車のペーパークラフトの図面を公開してるんですよね。

プジョー車は曲面を強調するデザインが多いので、この手の立体造形でその曲面をうまく図面に起こすのは非常に高度なノウハウが必要になります。
(昔に比べるとCADを使える分かなり楽にはなりましたが)

たとえば曲面デザインの極みとも言えるRCZの型紙はこんな感じです。

RCZ_papercraft.jpg

難易度高すぎるよっ!

ってことでお子様が一人で作るのはちょっと難しいでしょうが、シンプルなハッチバックスタイルの208や3008などから入門してみるのもいいでしょうし、親子で一緒に作ることで絆を深めるのにも役に立つかもしれません。

ペーパークラフトは立体造形を体感的に学ぶには非常に優れた教材でもありますので、ペラ紙に描かれた意味不明の図面から立体のクルマを作って見せたらパパの威厳は保たれると思います。ママでもいいけど。頑張ってみましょう。

ちなみにペーパークラフトを印刷するにはこういう専用紙を使うといいですよ。



ところで。

外資系なので日本語に不自由なスタッフがいるのはしょうがないとしても、

kanseikei_goshoku.jpg

1/34 完成系イメージ

っていうのは何なんでしょうか。

もちろん『完成形イメージ』ですよね。

意識高い系の人が作ってるのかもしれませんが、ちょっと恥ずかしいので直しましょう。




posted by 海鮮丼太郎 at 23:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする