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2014年09月30日

天使はいなかった。


今日は会社の決算締日だ。
そして非常に天気がいい。
こんな日は会社を休むに限る。

ってなわけで、夏休み未取得分が消滅してしまうのも悔しいので、あえて休みを取ってみた。


せっかくの平日なんだし、有意義に過ごしたい。
そんなわけで国内某所にある室内プールに向かった。

僕だけの天使に会いに行くために。


天使といっても、世間的に言う養殖モノと天然モノに分類されるわけだが、養殖モノに関しては多種多様な天使がおり、確かに素敵だとは思うものの、心を奪われるほどではない。

やはり天使は天然モノに限る。

その天然モノの天使は、今年の春ごろ突然現れた。

・・・。

以下、当時書き止めた原稿から引用し、一部加工して掲載することにする。

普段は女性を性的な目線で見ることはあってもコトバにするのは変態紳士のすることではないというポリシーを持っており、そのポリシーから逸脱することになるが、書かずにいられないこの衝動はご理解いただきたい。

いや、ご理解いただかなくてもいいや。
とにかく、あの日の出来事を記録しておく意味は、自分的にはあるのだから。


とにかく、その天使は歳のころ20歳前後。
プール監視員と似たような競泳水着を着ていたので、監視スタッフなのだろうと思われた。

ひょっとすると大学の水泳部の選手がアルバイトついでに監視員をやってるのかもしれない。

まぁ素性はどうでもいい。

細い線の身体からスラリと伸びた脚が競泳水着で協調され、しかも競泳選手特有の肩肘に余計な筋肉がついておらず、大人の女性になりきるギリギリ手前の、見事なプロポーションだった。
(あえてイメージ画像は載せない。想像してごらん。)

当方は病後の体力回復のために延々と水中ウォーキングに精を出していたのだが、その天使はプールサイドをゆっくり歩きながら、プールを眺めつつ子供たちが走ってたりすると注意をしているようだった。

そして、たまにプールサイドに腰かけて、泳いでいる人たちに声掛けをしているようだった。

あんまり声掛けするスタッフって見ないよなぁ…

そんなことをボンヤリと考えながら50mプールの往路を歩く。
その天使を視界に収めることができるのは、50mプールの復路の方向を向いたときだけだ。

必然的に往路を進む速度が上がる。


誤解しないでほしいのは、変態紳士というのは、たとえそれが目を奪われるほど素敵なプロポーションであったとしても、わざとそちらへ近寄ったり、あからさまに凝視したりしてはいけない。

あくまで、視界に入っている時だけ、その素敵さを愛でる。

紳士たるもの、あくまで変態目線もスマートに。

まぁ、プールに入っている時はメガネを外しているので、実際にその天使はボンヤリとしか見えなかったのだが。

で、急いで壁まで辿り着いてUターンして復路を歩き始めた時に、衝撃の光景が目に入った。
その天使がプールサイドに腰かける際の姿勢が、いわゆるグラビアアイドルのよくやる両手を腿あたりにピッタリつけて前のめりの姿勢だったからだ。

プールの中の人に声をかけようとして、身体を乗り出しているため必然的にこういうポーズになるわけだが、それはすなわち胸が強調された姿になる。
(改めて。イメージ画像は載せない。想像してごらん。)

なんと無防備な…

ありがたやありがたや、と心の中で手を合わせ、そしてまた往路を歩く。

何往復かすると、今度はその天使がプールサイドの休憩用の段差に腰を下ろし、スイムキャップを脱いで髪を下ろしてくつろいでいた。

少しパーマを入れたショートボブぐらいの長さの髪が、水に濡れて健康的な色気を醸し出していた。

髪をかき上げながら少し上を向いている姿は、まさしく天然モノの健康的な天使そのもの。
(くどいようだが、イメージ画像は載せない。想像してごらん。)

あぁ、俺はもうこのまま死んでしまってもいい…


変態紳士たるもの、歩みを止めることは許されない。
その短い奇跡の瞬間を脳裏に収め、再び往路を歩く。

再び何往復かすると、今度は併設されているジャグジーに入っている子供たちに天使が声をかけている。

ジャグジーは先ほどの休憩用の段差よりまた少し高い位置にあるため、膝をついて乗り出すような格好をすることになる。

ジャグジーの子供から見れば同じ高さの目線でお姉さんが話かけてくれている、という光景になるわけだが、我々からするとその天使が、なんといいますか、その…

ヒップをこちらに向けたスタイルに見えるわけなんですよ。

雛形あきこの女豹のポーズを後ろから眺めている感じと言えば、わかる人にはどストライクではないかと…

しかも競泳水着。
無防備にもほどがある。


「こ、この娘は狙ってやっているのか…?」


そんな疑念を抱かざるを得ない、そんな状況に激しく動揺してしまった。
(分かっていると思うが、イメージ画像は載せない。考えるんじゃない、感じるんだ。)


残念なことにちょうど復路から往路にUターンしたばかりでしたので、その神々しい光景はほんの数十秒しか眺めることができなかったが、あぁこれはリアル天使のお迎えが近いんだな…などと思わせに十分な光景だった。


このプールは今回の天使だけでなく、上下さまざまな世代の女性が泳いでおり、あらゆる属性の変態紳士が合法的に健康的な色気を堪能するには最高の場所だったりする。

苦行とも思えるウォーキングを続けられるのも、こうしたご褒美があってこそ。

そして、こうして奇跡の天使に巡り合うことができたのは、神が病後の俺に与えてくれた希望なのだと勝手に解釈するようにした。

そして週末ともなれば、可能な限りこのプールに通うことになった。


あれから約半年。

あの奇跡の天使とは二度と遭遇することは無かった。


そして明日から、このプールは耐震補強工事のために半年間の休業となる。


最後の希望を抱いて、その最終営業日にもう一度プールに来てみた。
あの奇跡の天使にもう一度会えるかもしれないという淡い期待を抱いて。


…やはり、天使はいなかった。


しかし、最初は片道50mをウォーキングで歩くだけでもゼイゼイ言っていたのに、いつの間にか50mを足を付かずに泳げるようになり、そして今はクロールで2kmほどを1時間ちょっとで泳げるようにまでなった。

クロールで泳いでいると、さすがにプールサイドに天使がいても気がつかないかもしれない。

でも半年後に改装が終わったこのプールで、再びあの天使が無防備に健康的な色気を見せてくれる場面に遭遇するのではないか。

再びそんな奇跡の遭遇を夢見て、当面は近所のババァ…高齢な女性が邪魔な25mプールに通いながら体力を取り戻す努力を続けようと思う。



…何書いてんだ?俺は…?



posted by 海鮮丼太郎 at 19:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(diary) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月29日

新型308の公式サイトオープン

new308teasersite.jpg

そんなわけで、公式発表前のティザーキャンペーンは特に行われておりませんでしたが、プレスリリースに伴い公式サイトもオープンになりました。
逆に言うと、事前のティザーキャンペーンに精を出しているC4ピカソよりも先に公式発表される形になりましたね。


THE ALL NEW PEUGEOT 308 IS COMING! 


10月20日にスペシャルサイトがオープンするらしいのですが、ではこのサイトの位置付けは何なのでしょうか?
このサイトがリニューアルしてスペシャルな内容に切り替わるのかもしれませんが…


で、アクセシビリティのお話。

上記のURLを直接たたけば問題ないんですが、先ほど配信されたメールマガジン経由でモバイル(iPhone5s)でアクセスしたところ、途中で画面の書き換えを繰り返し、まともに表示されません。
なんかメルマガに設定されたURLのパラメーター情報が悪さしてませんかね?
こういうところ、相変わらずプジョーさんの中のWEB担当の人は気が利きませんねw


[17:47補足]
どうやらメルマガ経由のアクセスも修正されたようで、ちゃんと表示されるようになりました。
せっかくきちんとモバイル対応したのなら、情報はちゃんとPCサイトと同じものを出すようにして下さいね。
っていうか、せめてモバイルサイトとPCサイトの切り替えが出来るようにしてくださいよ。
機種を判別して強制的にモバイルサイトだけしか見られないアクセシビリティというのは、この時代ありえないっす。
   


posted by 海鮮丼太郎 at 12:47| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大人になった新型308/308sw発表

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はい、そんなわけで月末です。
予想通り新型308の国内発売に関するプレスリリースが発表されました。
しかも来年前半に導入と言われていた308swに関しても前倒しして同時発表です。

プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:上野 国久)は、洗練されたスタイリングと高いクオリティを両立させた新しいプレミアムモデル「プジョー308 / 308 SW」を、全国の正規販売店網「プジョー・ディーラーネットワーク」にて2014年11月5日より発売いたします。

308 / 308 SWは「クラスを超えた完成度」をベースにコンセプトを設定し、デザインや質感、利便性、テクノロジーを高いレベルで調和させたモデルとして誕生しました。その高い性能や品質はヨーロッパで高く評価され、308は本年3月ジュネーブ・モーターショーにて、欧州22 カ国のジャーナリストが選ぶ「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。これまで発売以来、SW を含め14万台を超える販売台数を記録しています。
前回、そして前々回と書いてきたように、新型308は高品質なクルマであること、そしてそれが欧州COTYを獲得したということを前面に打ち出してきました。

0370458_01.JPG
▲ご丁寧に欧州COTY画像までプレス向けに配っておられますw


新型308の特徴として挙げているのは以下の5点です。

 1.エレガンスと力強さをあわせもつ流麗なデザイン 
 2.新開発プラットフォームにより大胆な軽量化を実現 
 3.PureTech ターボ付きエンジンと第3世代6速オートマチック・トランスミッションを搭載
 4.直感的で操作性に優れた先進装備「i-Cockpit(アイ・コックピット)」
 5.クオリティを大幅に向上させたインテリア


おや?と思ったあなた。鋭い。
「PureTech(ピュアテック)」の表記が復活してますね。
どうやらスズキとのゴタゴタは解消されたようです。
まぁ、話し合いで解決できる問題でしたので時間の問題とは思っていましたが、とりあえずこれで世界共通で新世代エンジンのことを「PureTechエンジン」と表記できるようになりました。良かったですね。

その他アイシンAW製の新型6速AT(トルコン式)やEMP2プラットフォームやその他のクルマとしての特徴についてはプレスリリースを見るなり当BLOGの過去エントリーを見るなりしてください。

それより重要なのはグレードと価格と装備です。

new308price.jpg

new308swprice.jpg

ん?と思ったあなた。
当方も同じ疑問を持ちました。

508においても、208においても、「Allure」というグレードはラインナップにおける一番下のエントリーグレードであり、真ん中のラインナップが「Premium」、上級装備が「Cielo(もしくはGriffe)」というのが今までの慣例でした。

それがひっくり返っております。

【従来(508や208)】
 Allure < Premium < Cielo(またはGriffe)

【新型308】
 Premium < Allure < Cielo


何の都合かは知りませんが、こういう混乱の元になるようなのはやめましょうよ…

細かく装備内容を見ていくと、Premiumに関しては308、308swともに必要最低限かつ時代に合わせたエントリーグレードといった趣があります。

プレミアムなのにエントリーグレード。

何かのギャグでしょうか?

ただし308sw Premiumに関しては、307swからの伝統でありアイデンティティでもあったパノラミックガラスルーフがとうとう標準装備から外れました。(308sw Cieloのみ採用)

その他の装備も見てみましょう。

いわゆる先進安全装備とも言える「ドライバーアシスタンスパック」はAllure以上で標準搭載ということになり、Premiumでは速度設定型クルーズコントロールなのに対してAllure以上ではACC(前車追従型クルーズコントロール)といった差別化が図られていますので、価格(+25万円)に見合った価値を見出せるならAllure以上のグレードを選ぶというのもアリでしょう。

ただし注意したいのが、308 Cieloと308sw Cieloは同じ装備ではない、という点です。

詳しくは装備一覧を見て比較して頂ければと思うのですが、308に比べて308sw Cieloではパークアシストやブラインドスポットモニターといった装備が付いていません。

つまり

「308sw Cieloは実質的に308sw Allureである」

ということです。

なんでこういう紛らわしいことをするのかはよく分かりません(とかいいつつコストとの兼ね合いでしょう)が、混乱の元になるのであまり歓迎できません。

グレード体系というのは、ヒエラルキーを表すとともに装備内容もわかりやすく分類して把握できることが大切ですので、検討される方は注意が必要です。


で、最後に価格ですが。
これについては頑張ったと言えるでしょう。

VWのゴルフが258.7万円〜、ゴルフヴァリアントが280万円〜という戦略的なプライスタグを付けており、308は多少の割高感はありますが旧型308に比べてほぼ同等の価格設定をしてきておりますので、良心的と言えば良心的な価格設定ともいえます。

その分装備内容で調整してきた感が否めませんし、先進安全装備は追加オプション設定ではなくグレードによってのみ選択可というのは、ボルボがV40でうまくやった成功事例があったにも関わらず、対抗できなかったのかなぁ…?と残念に思うところもあるわけです。

重量や燃費については現在国土交通省に申請中ということで、10月末までには判明するとのことですから、この辺りが出てきたらもう少し考察をしてみましょうかね。

[追記]
コメントにて教えて頂きました。
コンフィギュレータの仕様から燃費を確認できました。


308 16.1km/L(JC08モード)
308sw 16.1km/L(JC08モード)

ただし、常識的に見てハッチバックとさらに重量のあるステーションワゴンが同じ燃費というのは考えにくく、後で修正が入る可能性はありますね。



とりあえず、308もいよいよ新世代です。

プジョーも新たなステージに進むわけです。

11月発売開始ということは、ディーラー展示車は11月中旬ぐらいには届くと思われます。



タグ:308 2nd
posted by 海鮮丼太郎 at 12:00| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月28日

新型308で見えてきたこと(2)

New_Peugeot_308_SW_style4.jpg 

すでにご存じの方もおられると思いますが、それはそれ。
価格については発表までのお楽しみということで。

前回のエントリーで触れたように新型308については、今後の日本市場においてプジョーというブランドがどこへ向かおうとしているか、というメッセージが込められている、と思われます。

2014年の欧州COTYにおいて、BMW i3を差し置いてイヤーカーに選ばれたその根拠として、

 ・新しく、そして高品質なデザイン
 ・EMP2や3気筒エンジンなどの新たな技術
 ・iCockpitなど野心的なアイディア


といった部分が評価されていたわけです。

日本でもCOTYでその部分を訴求することで競合となるCクラス、BMW i3と互角に戦える可能性は十分にあります。
もしくは最初から特別賞狙いとかねw

PSAがDSを独立させて3ブランド化した中で、プジョーは従来の大衆車路線から上位の顧客層へと対象をシフトする戦略を打ち出しており、欧州COTYの受賞はその方針に対するある意味お墨付きを得られたとも言えます。

これは当然日本においても同様のアプローチを取ってくるわけで、旧来のオーナーが抱いているイメージ(それはある意味世間一般のフレンチカーのイメージでもある)

「スポーティで、無邪気で、どこか女性的なフレンチカー」

というイメージから、

「高品質、革新的、新技術、野心的、高級感」

というプレミアム路線への転換の宣言でもあると思います。

要するに、

『プジョーは大人になった。』

とでも表現すればカドも立たないでしょうかw
いつまでもガキみたいなことやってる歳じゃないよね、みたいな。

そういう視点で見ると、新型308は標準グレードの状態で十分これらの条件を満たしており、そしてボルボなど最先端とまではいかないものの、最先端の安全装備を用意するなど時代をきっちりキャッチアップしています。

従来の308オーナーからすると装備が過剰に見えるかもしれません。
しかし、それが新しい308なわけです。

あれ…
この話って何年か前に同じこと言ってたような…
初代308モデルが発売された時の…プレミアム化路線…
ううう…兄さん、頭が痛いよ…


そんなデジャヴはさておき。

今回発表されるグレード体系を標準として、その上にパフォーマンスモデルを投入する計画になっています。
この辺は208シリーズのようにPremium/Cieloを標準として、下はAllure、上は208GTiまで行き着いた展開と同じ。
そしてまたそれは、競合であるゴルフが取っている方法と同じと言えるわけです。

素性はいい。
品質も高い。
あとは欲しい人が買ってくれればいい。

大人のプジョーは、ガツガツとしたアピールはせずに、その真価がわかる人だけが買ってくれればいい。

そしてその評価がプレミアムに値するというものであれば、自然と販売は増えていく。

そんなことを考えているのかなぁ、などとちょっと思いましたとさ。

今回はぼんやりとしたことを書いていますが、いくつかネタを仕込んでおきました。

どうしても旗艦店であるプジョー世田谷の閉店が引っかかるわけですが、年末のインポーターの決算締めまでに閉店を完了させて今年度に特損を計上して、“来年から本気出す!”みたいな感じになっている気がするので、新型308に関しては長くプロモーション展開が組まれることになるかもしれませんね。

その割に、HBとswが一緒に発表されるのはなぜでしょう?


タグ:308 2nd
posted by 海鮮丼太郎 at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月27日

ドライブインシアターが浜松で限定復活!



アメリカのドライブインシアターが絶滅の危機ということで、ホンダが保存運動を行っているなんて話を以前エントリーとして書いた。

その後どうなったかは、アメリカホンダのキャンペーンサイトでぜひ確認してみて欲しい。
文化を守るために人々が何をしたのか。
そしてそれに参加した人たちの表情を。


日本では文化として根付くことができず、ずいぶん前にドライブインシアターはなくなってしまったが、浜松で期間限定でドライブインシアターを復活させようという動きがある。


■インフォメーション

開催日 :2014年10月16日(木)、17日(金)、18日(土)
時間  : 開場15:00/閉場22:30
    ※車輌のご入場は各日上映開始時間の10分前迄になります。
映画上映:平日19:30〜/土曜 19:00〜 21:30 頃終映予定
会場  : 遊園地 浜名湖パルパル 駐車場内特設会場
問合わせ: info@ditjapan.com

○オンラインチケット(復活応援チケット)
各日1台5000円(パンフレット&ドリンク券付き)

■上映作品:
 10月16日(木):REDLINE
 10月17日(金):エターナル・サンシャイン
 10月18日(土):トランスフォーマー

クルマの中からスクリーンを見る体験というのは未だしたことがない。
アメリカで旅をした時にぜひ行ってみようと思っていたが、その機会に恵まれなかった。

なので、ぜひとも浜松遠征してでも参加しようかなぁ、と思っていたのだが。

この同じ週末に長野の車山高原でフレンチブルーミーティング2014が開催されるので、方向がまるで逆ということもあり、大遠征をするかどうか非常に悩んでいる…

浜松が成功すれば、関東でも千葉あたりでやりそうな気がしないでもない。

行けるかどうかわからないが、とにかく試みはすばらしいので成功を祈っております。


posted by 海鮮丼太郎 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 催(event) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月26日

パンダ4x4登場

 Pand4x4.jpg

現在の販売ボリュームに対して店舗の拡大戦略が急すぎるのではないか?
好調なことは喜ばしいが、店数が増える一方で売るものが限られるという不安のつきまとうフィアットブランドだが、やはりというか何というか、新たな車種が投入された。



先日のエントリーでは欧州でこの春に発表されたパンダ・クロスあたりを導入してくるんじゃないか?と書いたが、そのパンダ・クロスのベースとなるパンダ4x4が先に国内導入されることになった。

面白いのはそのキャラクターの位置付けだ。

 ・2,516,400円と輸入車メーカーの四輪駆動車としては最も安価。
  (次点は同グループのJEEPコンパスの3,369,600円)
 ・トルクオンデマンドによるAWDシステム
 ・フィアットブランドの車両として初めて、衝突被害軽減ブレーキ「シティブレーキコントロール」を搭載
 ・0.9Lマルチエアターボエンジン(89bhp、14.8kg-m)
 ・右ハンドルでトランスミッションは6速MTのみ
 ・限定340台


そもそもこのクラスでAWDが必要なのか?と問われると、ニッチではあるが実はニーズがあったりする。

本格的AWDとなれば、ジープやレンジローバーなどを買えばいい話だが、コンパクトクラスのAWDというのは、雪国などで日常的に使う大衆車というパズルのピースとしてぽっかり空いていたところだ。

こういうところを埋めるのがフィアットは本当に上手い。

余談だが、その昔ルノーがセニックRX-4という、ミニバンのセニックをベースに全高を高くしたなんちゃってクロスオーバーの走りのような車種があった。
国内にはAWDでMTのみという変態仕様を投入したが、さすがに時代が早かったのか、ほとんど売れずに販売終了となってしまった。

やたらと故障が多かったことを除けば、買った人の満足度は非常に高かったと聞く。
品質と時代を先取りしすぎて失敗してしまったということなんだろう。
あの当時のルノーにしては背伸びし過ぎたか。

scenic_rx4.jpg
▲ルノー セニックRX-4


さて、パンダ4x4の話に戻るが。

限定340台というのは、万人向けではなく、本格的なAWDを欲しがるユーザの実数は現実的に見てこの程度だろうという予測から設定された台数だと思われる。

あえて限定数であることを煽るのは、

「欲しいと思ったらすぐに買わないとなくなっちゃうよ」

という心理的な圧迫効果を狙っているものと思われる。

こういったマニア向けなニッチ車種は、ダラダラと長い期間売り続けても販売台数はそれほど伸びない。

限定で短い期間でスパっと売ってしまった方が、次の施策に移れるのでインポーターにとっても好都合…というのはルノーが証明して見せた商法だ。

フィアットもFiat500シリーズの限定商法でそうしたオペレーションはお手の物だろう。


そんなパンダ4x4だが、ちょいと残念というか意外だったのがオフロード性能だ。

パンダ4x4のアプローチアングルは21°でディパーチャーアングルが36°なのに対し、なんちゃってクロスオーバーと見られがちなスズキ・ハスラーの数値はそれぞれ28°と46°という、ちょっと驚きの数字が出ていたりする。

suzuki_hustler.jpg
▲スズキ ハスラー

伊達にジムニーを作り続けてきたスズキのコンパクトだけのことはある。

まぁ、斜面だけがオフロード性能ではないので一概にこれでパンダ4x4が劣っているなどと言うつもりはないし、キャラクターで乗るクルマという昨今のフィアットのイメージ戦略に乗っかるには、それほど悪い選択ではない。


それにしても、これで一番割を食う形になってしまったのがフォードのエコスポーツだ。

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▲フォード エコスポーツ

新興国の荒れた路面でもタフに走れる走破性と、背面にタイヤを配したそのイメージの割に、日本に投入されたのは2WDのみで価格は246万円となっている。

サイズはパンダ4x4の方が一回り小さいが、AWDであるにも関わらずエコスポーツと価格があまり変わらないというのは大きく不利だ。

しかもエコスポーツはその名前の割にエンジンが従来の1.5LNAであって、フォードの新潮流であるエコブーストエンジンではない。
このあたりも商品力の弱さが出てしまっている。

フォードディーラーも、未だにエコスポーツをどうやってアピールしたらいいか考えあぐねているようで、−20万円値引きクーポンや低金利ローンなどの施策に頼っている状況だ。


ただ、この手の本格的なAWDモデルに関しては、ジープのレネゲードこそがイメージ的にも性能的にも一番日本に向いているのではないかと思っている。

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▲JEEP レネゲード

フィアットはどちらかというとカジュアル路線なので、パンダ4x4よりはパンダ・クロスの方が客層にマッチする気がする。

今後パンダ・クロスが入ってくるのかどうかはわからないが、なぜこのタイミングでこの車種なのか?というのはちょっと中の人に聞いてみたい気がする。


posted by 海鮮丼太郎 at 00:00| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月25日

プジョー世田谷に関するおもひでぽろぽろ(1)

Peugeot_setagaya_showroom01.jpg


かつて、経営母体が日商岩井系列だった頃のプジョー世田谷店は千歳船橋の近く(東京都世田谷区桜丘4-24-16)で十数年運営されてきた。

当方のプジョーとの付き合いは2003年に307swを購入してからなので、それ以前の事は詳しくは知らないので知ってる範囲での記憶から世田谷店について語ってみる。

運営母体が日商岩井からプジョー・ジャポンが買い取る形で100%子会社化し、新たにプジョー東京株式会社として生まれ変わったのは2004年の話だ。

この時点で直営店として機能していたのは世田谷、目黒、大田の3店舗だった。

この直営店戦略を手本として、全国のプジョーディーラーにおいて均質なサービス(店によってサービスレベルのばらつきをなくす)を目指すという戦略は、店舗の無個性化を招く恐れもあったが、プジョーのブランドイメージを向上させるためにはそれなりに意味があるものだと思っていた。

206、307の成功の勢いを駆って、プジョー・ジャポンがいわゆる“プレミアム戦略”を取り始めてからなんとなく変な感じになっていったのは多くの人が感じていた通りだが、プジョー世田谷店の移転計画はある意味その象徴のような出来事でもあった。


プジョーの旗艦店として富裕層の多い田園調布エリアにショウルームを構えることは、プジョーというブランドのプレミアム化をアピールするには絶好の場所であるという考えがあったようだ。

当時のJAIA(日本自動車輸入組合)のWEBでも移転してのショウルーム開設の狙いが語られている。


元々がジャガーディーラーとして運営されていた場所だったので、確かに立地面では悪くはなかった。
しかし、地下の駐車場へ入るには天井が狭く、背高なクルマの入庫ができないという根本的な問題も抱えている物件ではあった。

こうして2008年9月1日からプジョー世田谷は尾山台に移転して『プジョー世田谷ショウルーム』として営業を開始した。


実は、整備工場が併設されていないことで起こりえる問題については当BLOGでも世田谷ショウルームがオープンした時点で指摘していた。



上記のエントリーの繰り返しになるが、実は世田谷ショウルームのオープンに関してはひとつの誤算があった。

整備工場は別の場所になるという路線は変わらなかったものの、当初は世田谷ショウルーム、目黒、大田の各店からアクセスの良い、大規模な整備拠点も一緒に開設する方針で動いていたそうだ。

販売が今後も順調に伸びると、ディーラー併設の整備工場だけでは対応しきれなくなるため、整備拠点を設けて効率的に整備を回していくという方針だ。
これは他のブランドでもよく取る手法だ。

現に、プジョー東京が整備拠点に目を付けていた土地をアウディに持ってかれた(プジョーの資金が足りなかった?)らしく、整備拠点新設の話は流れ、世田谷ショウルームの移転オープンだけが実行されたということらしい。

物件を調べてみたら、どうやら現在の『Audiサービスセンター南東京』のことらしい。

確かにこの場所であれば、3店舗からのアクセスも良かったのにねぇ…

とはいえ、旧プジョー世田谷を移転するとしたら整備工場は別に用意しなければならない。

その流れで代わりに設立されたのが経堂駅から徒歩10分ほどの場所にある、現在の『世田谷サービスポイント』ということだ。


世田谷サービスポイントと世田谷ショウルームは7kmほど離れており、整備のついでにショウルームで新車を見るといったことが実質的に出来なくなったことで客の分断を生んでしまった。


しかも、いい感じに旧世田谷、目黒、大田の3店舗で商圏をカバーしていたところが、世田谷ショウルームがオープンしたことで特に目黒とおもいっきり商圏がバッティングすることになった。

実際はこんなに簡単に商圏を設定するわけではないが、少なくとも物理的な距離で目黒と世田谷ショウルームはバッティングしていると言わざるを得ない。

peugeot_map.gif

しかし、環八通りを走って尾山台近辺を通ると輸入車ディーラーがいくつもあり、その中にプジョーディーラーがある光景というのは、それなりにオーナー心をくすぐるものであったのは事実だ。



2008年9月の世田谷ショウルームのオープンに先立つ4月に、インポーターであるプジョージャポンは、同グループのシトロエンと国内業務の効率化を進めるために吸収して新たに「プジョー・シトロエン・ジャポン」となった。

最盛期の2003年にはプジョーの年間販売が15330台を超えていたものの、その後販売台数が減っていき、シトロエンもなかなか台数が伸びない状況にあって、国内業務の効率化が必要であったという事情はわかる。

しかし一方で「高級(プレミアム)路線への移行」のために世田谷ショウルームのような大規模投資を行っていた。

過去の戦略について後からとやかく言うことは容易いが、とにかくいろんな面が裏目に出た。
商品力の中途半端さに加えてリーマンショックによる売り上げの激減という悲劇が、世田谷ショウルームオープン後にプジョーに襲いかかった。

プジョーブランドとして最盛期の2003年には年間15330台も売っていたのが、2009年には4365台と全盛期の30%弱まで販売が落ち込んでしまったのだからたまったものではない。全国のプジョーディーラーから悲鳴が上がりまくった。
もちろん世田谷ショウルームも投資に見合った台数を販売出来ずに苦労することとなった。

リーマンショック以降の日本の自動車市場はエコカーパニックとも呼べる状況となった。
猫も杓子もハイブリッド、減税・免税が無ければ検討のテーブルにも載せてもらえない。
日本の燃費基準を満たすことが難しく、ダウンサイジングターボの潮流も始まったばかりで輸入車メーカーにとっては厳しい時代が訪れた。

クルマの商品力が競合に劣り、割高感のある価格も敬遠され、メディアでもあまり露出する機会が減ったなどの影響は、ディーラーの来客数に如実に表れる。

たまに世田谷ショウルームに遊びに行っても商談する客の姿は少なく、また新型車もあまり発売されない状況で、せっかくの立地のメリットを活かしきれていない感じがした。

そして2009年に大きな騒動が起こる。

いわゆる「チューガイ事件」だ。


(つづきはこちら


posted by 海鮮丼太郎 at 10:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月24日

PSAの3ブランドのパリショーに関する出展概要




珍しいタイトルのプレスリリースですが、要するにパリショーに関するプジョーさんの出展概要というやつです。

パリショーにおけるプジョーの未来より、日本におけるプジョーの未来の方が当方は興味があるんですが、それはそれで別の話ということで。

パリ・モーターショーはPSAにとってのお膝元であり、欧州市場における重要度の高いショーでもあります。
そのため力を入れざるを得ない状況もあるのでしょう。

プジョーとしては4000uのスペースに40台のモデルを配するということで、規模的には前回と変わらない程度の出展になるようです。

■プロダクションモデル
 ・508(マイナーチェンジ)
 ・308 GT(追加グレード)
 ・208 GTi 30th(追加グレード)

■コンセプトカー
 ・EXALT concept(北京ショーのアップデート版)
 ・QUARTS concept

■モータースポーツ仕様
 ・2008 DKR
 ・208 WRX
 ・208 T16

■技術展示
 ・BlueHDiディーゼルエンジン
 ・PureTech 3気筒ターボ付ガソリンエンジン
 ・208 HYbrid Air 2L(デモ版)

これらの展示が主なものになるわけですが、HYbrid Air 2L(デモ版)に関しては、フランス政府が設定した2.0L/100km(141mpg)、わかりやすく日本式で言えば50km/Lの燃費基準を達成させるための技術デモンストレーションです。

2016年から市販化予定の圧縮空気を利用したHYbrid Airの技術をベースに、車体を構成する素材を極限まで軽くするといったスペシャル仕様であり、このまま市場に出てくるものではありません。

あくまで、現状でも頑張ればここまで出来ますよ、という技術デモンストレーションになるわけです。

それでも、日本が得意な電気モーターを使わないハイブリッドでここまでのデモが出来るようになったのはそれなりに進歩したという気もします。

シトロエンの方でも同じパワートレインを使った技術デモとして「C4 CACTUS AIRFLOW 21」を出展することから、208のHBでも、クロスオーバーSUVであるC4カクタスでも同じ燃費を実現できるところまで来ているというのはなかなか興味深いところです。

シトロエンのその他の出展概要に関してはこちらのプレスリリースをどうぞ。



それともう一つ興味深いのが、現シトロエンより2つのプレスリリースが出ていることです。
一つは上記したシトロエンに関する内容。
そしてもう一つは、DS Lineに関するリリースです。



DS Lineを高級ブランドとしてシトロエンから分離独立させる方針は公になってましたが、ここでプレスリリースをDSブランドとして単体で打つのは、

「もうシトロエンの一部ではない」

という宣言ということになるのでしょう。

パリショーにおける純粋な新型の展示は「DIVINE DS」だけということになりますが、中国専売モデルの開発など着々と準備は進んでおり、そのうちラインナップも充実してくることでしょう。

それに伴って、販売拠点についてもシトロエンディーラーの一角からDS専門店として独立したディーラー網の構築が始まることを意味します。

高級ブランドはPSAの悲願でもありますので、社内のリソースのかなりの部分をDSの立ち上げに振り分けるんじゃないですかね。


さて。

昨日のプジョー世田谷閉店の話の後では、なんだか遠い夢の世界の話のようでもあります。

当然のことながら、パリショーで発表されたものがすべて日本に導入されるわけではありません。

っていうか、まったく導入されないなんてことすらあり得たりするところが笑えません。

秋の怪談話としては、ちょっとシャレになってないですね…


posted by 海鮮丼太郎 at 13:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月23日

【速報】プジョー世田谷が10月末で閉店

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「また…逝くのね…総員...1Fフロアへ... 目黒...中央... あとは頼みます...」


などと艦娘を使ってボケてる場合ではない。

プジョーディーラーの旗艦店であり、PCJ(プジョー・シトロエン・ジャポン)の直轄会社であるプジョー・シトロエン東京が運営してきた世田谷ショウルームが、まさかの閉鎖だと?

プジョー世田谷ショウルームは旗艦店としての機能だけでなく、全国のディーラーから集まって研修を行ったりイベントを行ったりと、あらゆる意味でプジョーブランドを象徴する店舗だった。

その象徴的な意味を考えると、冒頭の艦娘である大和轟沈を引用せざるを得ない衝撃に駆られたわけだ。


きっかけは、何やら当BLOGの読者さんからメールを頂いたのだが、内容が不穏なものだったのでちょっとこれはと思って直接確かめてみた。

結論から言うと、

『プジョー世田谷ショウルーム 10月末で閉店』
『プジョー世田谷アプルーブドサイト 10月末で閉店』
『シトロエン世田谷 10月末で閉店』

というトリプルコンボが炸裂。
輸入車ディーラーのひしめく尾山台エリアからプジョー、シトロエンすべてのお店が撤退ということになる。


分かりにくいので一覧にすると…

店舗名役割今後引き継ぎ先
プジョー世田谷SRショウルーム閉店プジョー目黒に集約
プジョー世田谷AS中古車閉店プジョー中央AS
プジョー世田谷SP整備継続目黒、有明SPでも対応可
シトロエン世田谷ショウルーム閉店シトロエン中央SR
シトロエン世田谷(認定中古車)中古車閉店シトロエン有明AS
シトロエン世田谷SP整備継続目黒SP、有明SPでも対応可
※SR・・・ショウルーム&新車販売、AS・・・アプルーブドサイト、SP・・・サービスポイント


ということになり、尾山台にあるショウルームと中古車部門は全て撤退。
経堂のサービスポイント(整備拠点)は当面残るということになる。
あの界隈で点検整備を受けたいと思えば、プジョーもシトロエンもとりあえずは今まで通りの対応は可能ということだ。

しかし、プジョーは新型308、シトロエンは新型C4ピカソという、これから大事な新車の発売を控えたタイミングでこのドタバタはいったい何なのだろう?

少なくとも、顧客への案内やフェアの実施といった仕込みのタイミングに閉店騒動でグダグダにしてしまうのは、チューガイの撤退騒動を彷彿とさせるものがある。

しかもこれ、どこかの地場資本の話じゃなくて、PCJ直轄店舗での話だよ?
(より正確な表現はPCJが100%資本を持つプジョー・シトロエン東京株式会社の運営)

登録顧客向けには閉店に関する案内がぼちぼち郵送されているらしく、ただでさえ店舗の少ないシトロエンに関しては、どの店に移住するかが結構問題になりそうだ。

基本的にプジョー世田谷の客はプジョー目黒が、シトロエン世田谷の客はシトロエン中央で受け持つという話になっているらしい。

ただし、電話で話を聞いた営業マン氏から興味深い、かつ前向きなコメントを聞くことができた。

 「現在のショウルームは工場が離れているので利便性が悪い」
 「ここで一度閉店という形を取って体制を立て直す」
 「工場を併設した物件を新たに見つけ、再度出店したいという計画がある」

とのことだった。


当BLOGでは過去に、プジョー世田谷店について以下のエントリーを書いている。

この中で、ショウルームと工場が離れていることのデメリットについて書いた。
まさかこのエントリーが影響したなどとは思っていないが、上記の営業マン氏の話が本当であれば、少なくとも当方の指摘と同じことを経営陣も考えていたということになる。

とはいっても、大抵こういうリニューアルを行う場合は新しい店舗の準備を完了し、引っ越す形で移転するものだ。

それが今回は来月末でいきなりの閉店。

しかもそれが、直営店であり、旗艦店であり、待望の新型車があと1ヶ月もしないうちに発表されるというタイミングで起こった。

これが異常事態でなくてなんだというのだろう。

PCJがPSA本社から緊急でコストの見直しを命じられたとか、経営方針が急遽変わったとか、何かイレギュラーな事態が発生したとしか思えない。

果たして、日本においてプジョーは、そしてシトロエンは本当に大丈夫なのだろうか?





…ここまで書いてきてアレなんですが、不穏な噂ってどこかで呟いたような気がしますね。
気のせいですよ。ははは。 

posted by 海鮮丼太郎 at 18:00| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月22日

3008後継としてのQuartz concept

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10月4日より開催されるパリモーターショーに向けて、各社が出展車の事前情報を次々と解禁しており、我々うぉっちゃーとしても今が一番楽しい時間だ。

国内の展開についても気になるところではあるが、今後の動向を占う上で重要な欧州開催のショーの動向についても要チェックだ。

そんな中で我らがプジョーさんもいくつかの情報を開示し始めているが、その中でも異彩を放っているQuartz conceptについてちょっと見ていこうと思う。


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まずはパワートレインから。
毎度おなじみ1.6リッターのターボエンジンであるTHPを、プジョースポールの手によって270hpまでチューンし、それに加えて115hpの出力を持つモーターを前後に2つ搭載することで、トータル500hpを実現するのだという。
それを23インチのコンチネンタルの大口径タイヤで操るというのだから、スポーツカー顔負けのパフォーマンスを発揮することを期待させる。

従来のディーゼルハイブリッドである『HYbrid4』は大衆車のハイブリッドシステムとして燃費向上を主眼に開発されていたのに対し、今回のQuartz conceptにおけるガソリンハイブリッドの考え方は明らかに「more power.」の方向へと舵を切った形になる。

もちろん市販の際はこのコンセプトでそのまま発売されるわけではなく、燃費との兼ね合いを考えた実用的なスペックで登場するであろうが、ショー向けのコンセプトモデルとしてプジョーが提唱する未来の技術の在り方としては、「こちら方面にシフトするよ」というメッセージとして捉えるといろいろ見えてくるものがある。

その辺りはデザインからも読み取れる。

Quartz conceptは新たなプジョーのフィロソフィーに基づいたデザインであり、C4ピカソ、新型308から採用が始まった新たなプラットフォームであるEMP2を採用。

見た目のイメージとは裏腹に、ボディサイズは全長4500x全幅2060mとなっており、カテゴリ的にはCセグメントだ。

もう何度も目にすることの多い表現だが、欧州各社が血眼になって開発を進める「日産キャシュカイの対抗車の一台」と言うことができる。


Quartz(=水晶)と命名されている通り、芸術品としてカットされたような直線基調を随所に盛り込んでおり、従来の曲線を多用したプジョーデザインからは大きな変化を感じる。

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個人的には曲線より直線をうまく使ったデザインが好みなので、今後のプジョーデザインがQuartz conceptの方向に進むのであれば、それも悪くないと思う。

とはいえ、どことなくレンジローバー・イヴォーグを想像させるようなクロスオーバーSUVライクなスタイルであり、この辺は各社が様々な車種を作っているわけで若干食傷気味ではあるのも事実だ。

しかし今のPSA(プジョー&シトロエン)ブランドの中では手薄な部分なだけに、DS LineやC Lineでこの路線の強化を進める一方、プジョーブランドにおいてもこちら方面を強化する事はすでに既定路線になっている。

その意味で今回お披露目されるQuartz coceptは、

 ・Cセグメントのクロスオーバー
 ・プジョーの4ケタは時代のニーズに向けたトライアル
 ・最重要市場である中国でちゃんと売れること

という要件を満たす意味からも、次期型3008のデザインスタディであることは明白だ。

ご存じのとおり、現行3008はプジョー初のクロスオーバーとして2009年に発売されたクルマだが、そのコンセプトはMPV(ミニバン)とSUVを融合したコンセプトになっている。

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日本でのセールスはパっとしなかったが、欧州ではそれなりに数が出たモデルではあるものの、MPVのニーズが下降気味であることや、正直言ってあまりカッコ良いスタイルではないこともあって、ファミリーカーとしてのニーズは拾えてもスポーティなクルマを欲しがる層にはリーチできなかった。

そして時代はハッチバックとSUVのクロスオーバーとも言える日産キャシュカイ(日本名:デュアリス)の大成功によって、流行の趨勢は完全にそちらにシフトした。

特に新興市場である中国では、このスポーティに見え、それなりの走破性を持ち合わせ、威厳を醸し出すクロスオーバーSUVの市場が伸びている。

なにより「そういったクルマが中国で売れるから」、「次期3008は中国市場のニーズを想定している」とプジョーのCEOであるマキシム・ピカトが今年の北京ショーにて中国市場におけるインタビューでも言及していたりする。

経営の傾いたPSAが中国の東風汽車の資本を受け入れ、最重要市場として中国市場をターゲットにしている以上、そちら方面の影響を受けるのは当然と言える。

問題は、シトロエンのC-XR conceptや新たにブランドとして独立させるDSLineの DS 6WRなどは中国専売車とも言える形で投入されるが、新型3008についてはワールドワイドでの展開になるわけで、欧州はもちろん各国(そして日本でも)発売されることりなる。

いくら中国で売れるからといって中国向けの要件ばかり盛り込むわけにもいかない。

特に、Cセグメントとしては明らかに横幅がデカすぎるデザインについては欧州、とりわけイギリスなどでは不評を買うことになるだろう。

この全幅を許容できる市場があるとすれば、それは富裕層向けのマーケットだ。

アウディやメルセデス、BMWなどがターゲットとする富裕層であれば、デカいSUVでも気にせずに乗りまわすこともありえる。

もし仮にQuartz conceptがこれに近い形で新型3008として登場してきた場合、プジョーは本気で富裕層向け市場を取りに行くつもりなんだと解釈すればいいだろう。
(その可能性は低いと個人的には思っているが)


だらだらと書いてきたが、Quartz conceptから当方が読み取ったメッセージは以下の通り。

 『プジョーはハイブリッドの解釈を変えた』
 『プジョーは新たな解釈のスポーツモデルを強化する』
 『Quartz conceptは中国のニーズに向けた3008のデザインスタディ』

この3点だ。


新型3008は2016年に登場の予定。

既に開発は始まっており、社内的にはデザインについてはおおよそ固まっている時期ではある。
今回のQuartz conceptのパリモーターショーでの評判を踏まえて多少フィードバックが入るとは思うが、それでも基本路線は大きくは変わらない。

果たしてショーで発したメッセージと、実際のプロダクトにはどれだけの違いが出てくるのだろうか?

久々に想像心をくすぐられるショーモデルと言えそうだ。


タグ:3008
posted by 海鮮丼太郎 at 13:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする