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2012年08月31日

高齢者向けスマートフォンについて考える(1)


実家の親父がスマートフォンに興味を示し始めた。
外出先でいろいろ調べごとをしたり、地図を確認したりという光景が羨ましいらしい。

そろそろ80歳も近くなってきたのだが、この手の新しモノが好きと言うほどでもないが、最低限のPCに関するリテラシーは持っているので、この手の便利な道具が欲しくなったりするらしい。

そこで高齢者向けのスマートフォンについて考えてみる。

現在はらくらくガラケーを使っており、月の使用料金は夫婦で5000円程度。
ケータイサイトの類はまったく使っておらず、電話とメールと写真を撮るぐらいという使い方。

この前提条件から、スマートフォン導入にはいくつかの条件が付く。

 (1)画面が見やすいこと
 (2)操作が簡単なこと
 (3)月額使用量があまり上がらない事

簡単なようで、実はこの条件を満たす選択肢を考えるのがけっこう大変だったりする。

既報のとおり、ドコモかららくらくスマホが発売されており、高齢者向けの市場が立ち上がってきたところではあるが、おいらはらくらくスマホについてはかなり懐疑的だ。理由は後で述べる。


高齢者にスマートフォンがどういったものかというのを教えるためには、まずは使わせてみることが一番だ。

ってことで親父で試してみた。
意外と簡単にギブアップした。
曰く・・・

「文字が小さくて見えない」

これに尽きるのだ。
触らせたのはiPhone4SとIS11N。

どちらも4インチ程度のディスプレイで解像度は高いのだが、逆にそれが文字を小さくしてしまい、高齢者が判別するのは非常に難しいつくりになっている。
物理的な画面サイズがある程度の大きさでなければ、高齢者が使うのは難しいわけだ。

ガラケーは3インチ程度の大きさではあるが、フォントをかなり大きく表示させることができるので、判読性としては4インチのスマートフォンより良好かもしれない。

また、もうひとつ問題になるのが入力だ。
ガラケーは物理キーがあるおかげで、慣れてくればブラインドタッチに近い入力が可能だ。
目でキーを確認することに加えて、指の感触でキーの場所を推測できるからだ。
高齢者でもそれなりに長文のメールを送ってきたりするのがその証拠だ。

それに対してスマートフォンでの入力は、フリック、ケータイ式、QWERTYと選択肢は豊富だが、いかんせん物理キーが無いせいで、目視でタッチして入力していかなければならない。
これが意外と手間取ることが多い。
ある程度慣れの問題でなんとかなる部分もあるが、これまた4インチ程度のスマートフォンで入力させるのは非常にハードルが高いと言わざるを得ない。

画面のサイズ、解像度、物理キーの有無。
とにかく、慣れるまでに超えなければならないハードルが高く、また多過ぎるというのが現在の高齢者とスマートフォンにおける関係と言える。

勢いでガラケーからスマートフォンに変更したとして、思い通りの操作ができなかった場合、2年間の縛りや払い続けなければいけないパケット定額料金など、懸念材料が非常に多いことからも、流行だからといって安易に高齢者にスマートフォンを薦めてはいけないことは肝に銘じておくべきだろう。

とは言いつつ、興味があると言っている高齢者に対して、

「使いこなせないんだから止めておけ」

などと切り捨てるのは、それはそれで問題だ。
そこで、おいらは高齢者に対しては以下の方法を提案する。

 ・通話などライフラインは従来どおりガラケーを使う
 ・スマートフォンは情報端末として、画面の大きいものを使う
 ・使用頻度はそれほど高くないだろうから、低速定額回線を契約する

つまり、2台体制にするというやり方だ。


長くなりそうなのでつづく。
posted by 海鮮丼太郎 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鬱欲番長(review) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月30日

次期308はストレッチボディ?

new308_2.jpg

Next-gen Peugeot 308 spied in southern Europe

さて。
車種名のカウントアップを止めて、末尾の数字が1の車種を新興市場、末尾の数字が8の車種を既存市場向けにリリースする方針にめいめいルールを変更してから初のモデルチェンジとなる新型308(と思われる)モデルのテスト風景が撮られておりまして、今後のプジョーがどこへ向かおうとしているかヒントになりそうなのでちょいとピックアップ。

以前から現行308のガワを被せたテスト車の様子は撮影されていたりしたものの、シルエットがわかる形のテスト車が出てきたのは初じゃないだろうか。

で、画像から得られる情報で一番の驚きは、ハッチバックでありながら全長をストレッチさせたスタイルであるという点だろうか。

new308_1.jpg

このアプローチは現行C4と同じ方向性でもあり、奇しくも先日デビューした新型オーリスが採用した手法であったりもする。

308side.jpg

現行308に比べてAピラーが立っており、リアハッチも垂直気味にデザインされているため、現行がどちらかといえば流線型のフォルムだとすると、次期308は多少背高なイメージも伴って、ずんぐりむっくりした印象を受ける。
現行C4と307を足して2で割ったような感じか。

new308_3.jpg

ただし、208でダウンサイジングしたのとは正反対に全幅は拡大傾向のようでもあり、軽快感とかスポーティとかグラマラスといったキーワードからは距離を置くようなデザインになるかもしれない。
これ以上デカくしてどうするんだ、というツッコミを入れたくもなるが、この辺は偽装されてないシルエットを見てみないことにはなんとも言えないか・・・

かつて307はその居住性を以ってVWのGolf IVを凌ぐ評価を受けたプジョーではあるが、9月に発表されるGolf VIIに関してはさらなる環境性能と上質なデザインをまとって登場してくる。

次期308は当然このGolf VIIとガチンコの勝負をすることになるわけだが、デザインを大幅に変えることで活路は見出せるのだろうか?

メカニカル的には現行C4と多くの部分を共用化し、また開発費抑制のためにあまり新機軸を打ち出しにくい中での開発となる。
パフォーマンス的にも現行C4から大きく進化させることは難しいとも言える状況で、果たしてプジョーは何を訴求してくるのか?

3ドア、SW、CCというお馴染みのバリエーションが後に控えているというが、まずはこの5ドアHBの完成度から、その次への期待を繋げていくことにしようか。

ちなみに次期308の発表は2013年3月のジュネーブもしくは9月のフランクフルトになるのではないか、という話。

あまり悠長に開発に時間を掛けてる場合ではないので、出来るだけ早くリリースしていった方がいいんじゃないかと思う今日この頃。とはいいつつDCTは開発中断、HYbrid4は思ったほど燃費が伸びず、生産工場は整理中で、新プラットフォーム構想もままならない状況で、次期308に多くを期待するのはちょっとキビしいかなぁ・・・







posted by 海鮮丼太郎 at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月27日

クルマの使い勝手を自転車を載せるという立場から考える。

XC60_cycle.jpg

facebookにこんなプロモーションページがあったので、ちょっとこれを元に考えてみる。

【XC-TRAVELS】Special Navigator Column(facebookページ)

ボルボのXC60といったら、Dセグメントサイズで立派な図体をしているにも関わらず、自転車を積もうとしたら横に寝かせて1台がやっとという積載性だったりする。

たとえばこれが、前輪を外して立てて2台とか積めれば利便性は大幅に向上するのに、意外とステーションワゴンやクロスオーバーでこれができる車種が少ない。

理由は、荷室の全長もしくは全高が自転車を立てて積載するにはスペースが足りないことに起因する。

実は、307swから乗り換えできない理由のひとつがここにある。

307swは3列シート車だが、3列目を取っ払い、2列目を倒した状態であれば、自転車を立てて2台積載できる。
シートを外せることで、荷室の高さを確保できるからだ。
(やろうと思えば2列目3シートも外したエクストリーム積載仕様にもできたりする)

これに旅行カバンとかキャンプ道具とかいろいろ積み込んで1週間ぐらいの旅は余裕でこなすことが出来る。
ボルボXC60より1クラス下のCセグメントワゴンなのにね。

そんなわけで、こういった積載効率の良い車種を探しているのだが、最近人気のクロスオーバーはハッチバックとSUVの掛け合わせなので、基本的に荷室の使い勝手が考えられていない。

ステーションワゴンも、スタイリッシュであることを優先するためか、全幅は拡大しても全高は抑えられる傾向にある。

2000年代前半は、車高を上げて居住性を確保するというデザインが流行したため、そんな流れの中で307swが登場したこともあり、今となってはこの使い勝手が稀少になっているという皮肉な状況だったりする。

そんな中でもいくつか候補を探してきたわけだが、乗り換え大本命だったKUGAは問題ないスペースを確保できていたのだが、例の惨劇によって断念。
次点だったデュアリスに関しては、荷室の全長が足りずMTBすら載せることができなかった。
キャシュカイ+2であれば、おそらく理想の使い勝手だったと思われるだけに、日本に導入されなかったのか非常に残念でならない。

自転車の積載に関してはリアゲートやルーフキャリアに固定する方法もできるが、乗せたり降ろしたりする手間が大幅に増えて、ちょっと観光地ですぐに乗り始めるみたいな用途に向かない。

かといって、バカみたいに背の高いミニバンにしてしまうと、空気を運ぶようなものであって無駄の極み。

今のところ及第点を付けられるのはプレマシーか、307swの後継である308swぐらいのものしかない。

その昔、初代デミオが

「小さく見えて大きく乗れる」

なんてコンセプトですばらしい積載効率のクルマを発売したが、最近そういう発想のクルマが出てこないよなぁ、などと嘆く今日この頃。



posted by 海鮮丼太郎 at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月24日

DTMマガジンのゲームミュージック特集



ゲームミュージックの歴史はそのままコンピュータの歴史であり、テクノを始めとした電子音楽の歴史であるわけでして。

現在でこそ好きな音源を駆使して制限なくゲームミュージックを奏でることができる時代になりましたが、黎明期には単体のビープ音を擬似的に音程変化させることでメロディを奏でさせるようなところから始まったわけであります。

そんなゲームミュージックの進化の歴史、そしてその構造的解釈、第一線のコンポーザーインタビュー、そして最先端の状況といったことをまるっと理解するのに適した特集が今月のDTMマガジンで組まれておりまして。

おいら的には内蔵音源で奏でていた時代(ナムコのRaveRacerあたりまで)のゲームミュージックに対する思い入れは非常に強いのですが、それ以降はあんまし興味がありませんでして。
その後どのような進化を遂げたのかの知識が不足しておりましたが、けっこう参考になる特集でありました。

ゲームミュージックの知識の概略を押さえる入門編としてはいい特集だと思います。

posted by 海鮮丼太郎 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鬱欲番長(review) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月22日

「アサリがあっさり死んだわけ」が観れなくなったわけ



「アサリがあっさり死んだわけ」に驚いた

などというエントリーを書いたのが2011年12月。

図書館振興財団が主催する「図書館を使った調べる学習コンクール」の第14回受賞作品のデキがあまりに素晴らしく、その内容を閲覧するためのリンクを載せておいたのだが、残念なことに現在このリンク先がエラーになってしまっている。

ページが移動したのか?と思い、図書館振興財団のWEBページ全体をチェックしなおしたが、受賞履歴の検索はできても、その中身を閲覧する仕組みが用意されていないようだ。

ネット上でも非常に話題になった作品なだけに、閲覧できなくなってしまったことが残念でならない。

そんなわけで、 図書館振興財団に問い合わせをしてみた。

  【Q1】過去受賞作品が閲覧できなくなったのは何故か?
  【Q2】閲覧する方法はないのか?

これに対して図書館振興財団から返信をもらった。
要約すると以下の通り。
【A1】
今後「全ページ」の公開はいたしません。表紙・目次等作品の一部分を公開する方向でございます。
ネット上での作品全ページ公開の取りやめは、受賞者の著作財産権を、当財団での利用(販売)等に関わる方針変更が理由でございます。

【A2】
複製作品セットを無料でお貸出ししています(返送料のみご負担ください)。
財団事務局で複製作品をご覧いただくことも可能です。その際は事前にお申込みが必要です。

http://www.toshokan.or.jp/contest/kashidashi.php

上記サイトからFAX用紙を出力いただき、事務局あてのFAXにてお申込みいただけます。
とのことだった。

なんでこんな方針変更が行われたのかと不思議に思ったのだが、よくよく調べると、昨年この話題に触れた時は、「図書館を使った調べる学習コンクール」を主宰していたのは、NPO法人図書館の学校だった。

このNPO法人図書館の学校が今年の4月より図書館振興財団に事業移転されたことが、WEBでの公開を終了するといった方針変更に関係していることは想像に難くない。

一応、作品の複製を無料での貸し出しや、財団事務局での閲覧が可能ということではあるものの、こういう方法ではなかなか世間一般の認知度を高めることが難しい。

おいらが「アサリがあっさり死んだわけ」を知るきっかけになったのは、ネットで話題になったこと、そして何より作品全文がWEBで公開されて閲覧することができたからに他ならない。

なんでもネットに上げろという論調に与するつもりはないが、少なくとも図書館の利用促進を目的とした研究発表の成果物は、著者の許諾が取れているならば広くWEBで公開することが、こうした活動の認知が広がることになり、トータルで見てこの財団のメリットにもつながると思うのだが、どうだろうか?

図書館振興財団としてやれることに限りはあるだろうし、無為に責めるつもりもないのだが、純粋にWEB公開停止が残念でならない。

作品の販売といったことも検討しているというが、うちの会社で電子化を請け負って、無料でかなりの部分を閲覧できるようにするっていう方法を提案してみようかなぁ・・・ 


[2013.7.26補足]
このエントリーを書いた後、図書館振興財団のWEBページがリニューアルしています。
その中で図書館を使った調べる学習コンクールの第16回受賞作品の一部がWEBで公開されています。
残念ながら過去の受賞作(上記第14回受賞作『アサリがあっさり死んだわけ』を含む)を閲覧することはできませんが、それでもこうして受賞作の一部を公開してくれることは、非常に意義のあることだと考えます。

今年度もコンクールへの応募受付が開始されていますので、過去の受賞作品を参考にしつつ、子供たちが新たなチャレンジをしてくれることを大人たちは願っております。



posted by 海鮮丼太郎 at 14:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 思(criticism) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月20日

常識に尻を向けろ。





ずいぶんとまたイメージ刷新しましたね。
なんつっても、先代のCMがコレでしたからね・・・



ってことで、新型オーリスが発表になりました。

先代はノーマル仕様をオーリス、ホットハッチ仕様をブレイドという2本立てのラインナップにしてしまい、それがオーリスの認知度を薄めてしまう結果になったため、今回はオーリス一本に絞ってのリリースとなったようであります。

で、今回のオーリスの最大の特徴は、全高を-55mmも下げ、全長を+30mm伸ばすというデザインで、ハッチバックのお手本のような先代のスタイルから、背の低いショートワゴンのようなスタイルへと変容しました。
(誰ですか?最終版カルディナみたいとか言ってる人は?)

これはオーリスの主戦場である欧州Cセグメント市場において競争力を確保すべくトヨタの出した答えでありまして。
とはいいつつ、背が高めのハッチバックから全高を下げたスタイルに変わるっていうのは、プジョーが307⇒308でやったことと同じだったりするわけですが、さすがにトヨタはもう一捻り入れてきたという感じであります。

欧州では新型オーリスにはさらにワゴンボディが用意されているらしい、なんて話もありまして、アベンシスよりひと回り小さいCセグメントワゴンとしてこちらも非常に興味があるところであります。


トヨタは欧州市場においては車種をある程度絞って展開する方針に転換したので、逆に1台1台が気合いの入ったクルマになっているという考え方ができます。(ヴィッツはどうなんだ?というとアウアウアーなんですが。)

実際のところ、イギリスより輸入する形で展開しているアベンシスワゴンは、華はそれほど無いものの、ステーションワゴンとしての基本をキッチリと押さえ、使い勝手と上質感をうまく演出した、非常に良く出来たクルマだったりします。

新型オーリスは国内生産ではありますが、欧州市場で勝負することを前提に開発された車種なので、パッケージングと走行性能に非常に期待を持っております。
(国内仕様が欧州仕様に比べて手を抜かれているかどうかはマガジンXなどの検証記事を待ちたいところではありますが・・・)

さて、そんな成り立ちの新型オーリスでありますが、今回話題にしたいのはそのCMであります。

ずいぶんと思い切った内容だなぁと思うわけですが、個人的にはチャレンジングでいいCMだと思います。

正直言うと、一般の消費者層の評価は別れると思います。それこそ、拒絶反応が多いくらいに。
また、ある種のセクシャルマイノリティからクレームが付きそうな気がしないでもありません。

しかし、この新型オーリスというクルマの成り立ちを考えると、必ずしも一般ウケを狙う必要はなく、むしろ尖った層に刺さるアピールこそが目的であるわけです。

先日新型スペイドのCMについて酷評しましたが、ああいう低レベルのCMを作ったかと思うと、こういったチャレンジもできるところが、トヨタという企業の奥の深さなのかもしれません。

「常識に尻を向けろ。」

というコピーをベースに複数のバージョンが存在しますが、やはり一番インパクトがあるのは、イスラエルの19才のモデル、スタヴ・ストラスコの存在感でありましょう。



トヨタがスタヴ・ストラスコを海外CMに起用したということであれば特に驚くことは無いのですが、これを国内向けのCMで放映するというのは、見る側にもある種のリテラシーが求められることになります。

Youtubeでもすでにいくつか「きもちわるい」的なコメントが付いておりますが、これだけ価値観が多様化した世の中にあって、タレントを使ったわかりやすいCMばかりが流れる時代ではないということを消費者側が受け入れられるかどうか。
そんなことが試されるきっかけになるCMかもしれませぬ。

プリウスやアクアなどを国の補助金に頼ってバカスカ売りまくり、「クルマ=エコカー」という常識を作り出した張本人が「常識に尻を向けろ。」とはちゃんちゃらおかしい気がしますが、一方でそれを自らぶち壊そうという心意気があるのは評価しないわけにはいきません。

・・・それにしても、「常識に尻を向けろ。」ですか。

尻を前面に打ち出したCMというと、偉大なる先例がありまして。
そう、言わずと知れた(知れてないか・・・)先代のルノーメガーヌであります。



"Hip Drive."のコピーとお尻を強調したCMは当時物議を醸しましたが、いかんせんCMだけでなくメガーヌというクルマのヒップ(リア)デザインがあまりに微妙だったこともあり、ウケはあんまりよろしくありませんでした。
グッドデザインを受賞したからといって、必ずしも一般ウケするわけではないという顕著な例でありますね。

これに比べれば新型オーリスのデザインは、コピーで強調するほどヒップ(リアデザイン)がセクシーという感じは受けませんね。
確かに特徴的ではありますが、リアコンビランプが最終型カルディナを明確にイメージさせている以外は、最近のトヨタのデザインの流れに則った造形だと思います。
(その意味で、やっぱりカルディナっぽいという指摘は実は的を射ているんですね)

caldina.jpg
▲最終型カルディナ

欧州戦略車としてのオーリスという存在が認知されていない日本においては、CMのインパクトで話題喚起を図るという戦略なのでしょう。
それはそれで、悪いとは思いません。

繰り返しますが、オーリスのCMは見る人を選び、評価が別れると思います。
また、オーリスというクルマも、人を選ぶクルマだと思います。

月販目標台数2000台ということから、エコカーのように誰でも飛びつくとはトヨタも考えていないでしょう。

燃費とコストダウンばかりを重視して走行性能が疎かなクルマばかり出てくる中で、一定数のクルマ好きが輸入車へと流れている現状を引き戻す。
それがオーリスに与えられた使命であって、その使命を果たすためにあえて戦略的なCMで勝負してきたということなわけです。

スペイドのCMには無くて、オーリスのCMにあるもの。
それは“覚悟”だと思います。

その意味で、商品の狙いを明確に映像化したこのCMを、おいらは支持します。
ともすれば「きもちわるい」という声に押されて放映が中断する可能性もありえます。
そうならないためにも、いいCMにはいいという声を上げるべきだと思います。

トヨタすげぇ!やれば出来るじゃん!

あとは、これに続くもっとセンスのいいCMが増えること、そしてCMに負けないぐらいオーリスがいいクルマであることを願っております。


posted by 海鮮丼太郎 at 20:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 広告(advertising) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月19日

夏を堪能するツーリングコース


より大きな地図で 夏を堪能するツーリングコース を表示



夏だ。
心底、夏だ。

夏にはやらねばならないことがある。
青い空、白い入道雲、鮮やかな緑、豊かな清流、そしてヒマワリ。

言ってることが1日単位でコロコロ変わるが、やっぱり田舎の原風景には触れておきたい。
ついでに言うと、去り行く夏を堪能するために、思いっきり走ってきたい。

そんなわけで、バイクで夏を堪能するツーリングを敢行してきた。

ルートはほぼ適当。
道志みちから手当たり次第に山を越えて、多摩源流を目指すというもの。

どこをどう走ったかは改めて地図にすると上記のとおりになる。
山を超え、谷を越え、豊かな清流に沿って走り、限界集落ギリギリの村を抜け、そして青い空と白い入道雲を堪能して帰ってくるという、300kmほぼ走りっぱなしで9時間のツーリング。

多摩源流と言われる小菅村から、未舗装路をしばらく走ったところにある白糸の滝で小休止。
そこから大菩薩ラインを経て大菩薩峠を抜けるというコースは、標高が高くなるにつれ気温も一気に下がり、涼しいどころか寒さを感じるほど。

強烈な太陽と、それを遮る豊かな緑の間を交互に抜けて、少しだけ秋の気配を感じ始めた甲州路を抜けると、甲斐大和へと降りてくる。

ここから甲州街道沿いに東京を目指して走るルートは、およそツーリングに求められる楽しみをすべて網羅している、我ながらよく考えられたコースだなぁと自画自賛したくなった。

残暑が厳しいとはいえ、もう夏は終わりが近い。
去り行く夏を、ぜひこのルートで堪能してみることをオススメする次第也。




posted by 海鮮丼太郎 at 20:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅(journey) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月18日

ちょっとしたプジョーさんの話

 
まだまだ残暑厳しい夏の週末だというのに、午前中は雨が降ってたので、出かけるタイミングを逸してしまった。
午後になって晴れ間が出てきたので、何か用があるわけでもないんだが、近くで所用があったのでそのついでに久しぶりにプジョーさんへ行ってきた。

担当営業マンがお休みということで、代わりの人とちょっと立ち話。

208については1.6L+AL4というラインナップでスタートとか、308のテコ入れで特別仕様のSportiumの第二弾(以下:SportiumII)が9月に発売とか、そんな感じの話。

現在のプジョーは207がなくなったので308の販促をかけるべく、

 ダブルグリーンボーナス -200,000
 プジョー東京独自サポート -100,000

という30万円の値引きに加え、

 メンテナンスプログラム 60,900
 純正NAVI+ETC 184,590

のオプションをサービスという、実質的に54万円相当の値引きを実施している。
しかも、話ぶりでは最終の条件交渉でまだまだ商談の余地ありといった感じだった。
販売面でなかなか活路を見出せない308なので、207の層を取り込むためにもやむを得ないというところか。

これとは別に、9月にSportiumIIという特別仕様車が発売になるとのこと。
17インチホイールにステッチ入りのハーフレザーシート、その他装飾を加えた仕様でお値段据え置きということらしいが、このSportiumII、308swに限っては値下げの際に設定が省かれたクルーズコントロールが再び設定されているとのこと。

これはちょっとだけ興味がわいた。

308シリーズで『Premium』というグレードを与えられていながら、308swだけは299万円へと値下げの際にリアハッチガラスの開閉機構やその他の快適装備とともにクルーズコントロールが省かれてしまった。
低価格化の言い訳とかいう理屈でセコいことすんなよ…

こんな感じで商品力が落ちてしまったので、おいらは308swに関する興味もだんだん薄れてしまった。

で、そんなクルーズコントロールがお値段据え置きで復活するんなら、それはそれで結構なことだと思う。

しかし、よくよく話を聞いてみるとこのSportiumIIはボディカラーが3色限定、購入サポートも-20万円から-10万円へと減額されるということなので、実質的なお得感はずいぶんスポイルされることになる。

しかも、もともと地味なボディカラーしか無い308シリーズの中で唯一映える色だったバビロンレッドの設定がSporitumIIでは無いということで、おいら的興味も急速に萎んでしまいましたとさ。

なんかこう、望む通りの仕様ってなかなかうまくいかないもんだねぇ…

208も最悪のスタートになりそうだということで、こんな感じで話もさして盛り上がらず、早々にディーラーを後にする。

なんかもう、いろいろ潮時かもね。

帰り道に道路の反対側にあるシトロエン世田谷に寄ってみる。
以前の店舗に比べてずいぶん狭くなってしまったが、新型のDS5がどーんと展示されている。
…それにはあんまり興味が無くて、聞きたいのはC4にアイシンAW製の6ATがいつ搭載されるのか?という話でありまして。

DS4に関してはAT6への搭載が決定しており、秋の輸入分から販売スタートということなのだが、C4に関しては具体的にアナウンスできる情報は無い、とのこと。

わかってても言えないことはあるだろうが、すでにAL4版の輸入はストップしていて、6速EGSのみの販売になっているC4だから、こちらもタイミングを見て刷新という話になるんだろうが、営業マンも突っ込んだ話をしてこないということは、あんまし売る気もないんだろう、ってことでこちらも早々に退散。

なんか、世田谷の両店舗とも元気無いなぁ…

っていうか、PSA大丈夫なのか?

ディーラーに情報取りに行く意欲もだんだんなくなってきたので、当BLOGのプジョー関係のエントリー、順次減らしていくかもしれん。


posted by 海鮮丼太郎 at 16:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 車(Car&Culture) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月17日

世田谷でヒマワリ

himawari20120817_2.jpg

思い出した。
うちの近所にもヒマワリの見所があるってことを。

ってことで、昨年はタイミングを逸してしまったので、リベンジも兼ねて「こうちゃんちの野菜 in 世田谷」へ行ってきた。

身頃は先週末ぐらいだったらしく、今日訪れたらなんとなく色がくすみ始めているところだった。
去年訪れた際は、どのヒマワリももう少し背が高かった(おいらの背と同じぐらい)印象があるのだが、今年のこのヒマワリは高さ1.2mぐらいの高さしかなかった。
季節によって育ち方が違うのかもしれない。
ここまで背が低いと、写真撮ろうと思っても、ちょっと構図が作りにくい。

himawari20120817_1.jpg

とはいいつつ、2万本のヒマワリというのは先週見かけた野木町のヒマワリ程ではないものの、けっこう圧巻だったりする。
土地代の高い世田谷で、こんな見事なヒマワリを見ることが出来るのは結構贅沢なことかもしれない。

ヒマワリの見頃は非常に短いので、来年こそはベストなタイミングに来られるように再チャレンジしよう。



posted by 海鮮丼太郎 at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(diary) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月16日

夏にやらねばならないことがある。

takao_120816.jpg

夏だ。
心底、夏だ。

夏にやらねばならないことがある。
この愛おしい季節をこのまま冷房の効いたオフィスで過ごすことは許されない。

青い空、白い入道雲、鮮やかな緑、豊かな清流、そしてヒマワリ。
田舎の原風景を体験することは、「おおかみこどもの雨と雪」で代替、ヒマワリは嫁の実家に帰った際に堪能することができた。

あとは、鮮やかな緑と豊かな清流を体験しなければ気が済まない。
そんなわけで、代休が余りまくっているので休みを取って、一人で高尾山まで行って来た。
今日は嫁の誕生日だが、それはそれ、これはこれだ。

こういう暑い日は、むしろおもいっきり太陽を感じたい。
ということで電車でもクルマでもなく、軽めの格好でバイクにまたがりいざ出発。
道路からの照り返しにクラクラしつつ、1時間ちょっとで高尾山口に到着。
お盆明けの平日ということもあって、意外と駐車場に空きがあったので、駅前に500円払って駐車。
出発準備に取りかかる。

とはいえ、ほぼ思いつきで家を出てきたので、ヒップバッグにタオルとカッパとペットボトルを2本入れただけという軽装スタイル。
高尾山程度であれば、登山というよりハイキングなのでこのぐらいの装備で十分だったりする。

高尾山にはいくつかのコースがあるが、今回は今までとちょっと変えて、1号路からスタートしてみた。
いつも帰り道に使うことが多い1号路だが、斜面がキツく足に負担が掛かるので、今回は逆に登りで使ってみることにした。

緑が豊かであれば、きっと涼しいコースに違いないと思ってたおいらがバカだった。
確かに太陽は遮られるものの、風がまったくふいておらず、歩き出して5分もすると大量の汗をかき始めた。
汗っかき体質+スタート前に水分を摂取していたとはいえ、こんだけ激しく汗をかくというのは尋常ではない。

しかも1号路は下りがキツいということは登りでもキツいという当たり前の話だったりする。
どうもこのコースを選んだのは失敗だった。いやーな感じで淡々と登って行く。

とはいえ、1時間もあるけば展望台エリアに到着、そこそこ風通しが良くなる。
首のタオルを絞ると冗談のように水分を含んでいる。
摂取した以上の水分が抜けた気がする。
帰ったら体重計に乗るのが楽しみだ。

体力的にはぜんぜん余裕なので、2号路、4号路と迂回してハイキングを楽しむ。
このぐらいだったらむしろ汗をかきながら歩くのは心地よい感じになってくる。
迂回しても山頂に到着したのはスタートしてから90分。
ちょうどお昼のタイミングだった。

混雑する山頂でおにぎり食べて、少し休んでから下山コースの選択。
豊かな緑を体感した後は、豊かな清流が見たい、ということで沢ルートである6号路を降りてみる。
そしてその選択は再び誤りだったことをすぐに思い知ることになる。

確かに6号路は沢を降りて行くコースではある。
しかし、沢に必ず水が流れているなどと誰が言った?

枯れてる訳ではないものの、期待しているほどの水は流れておらず、わき水がチョロチョロという感じで、むしろ湿気がある分暑苦しさ倍増。登りの時以上に汗をかく。

釈然としないまま下山してきたら14時だった。
約4時間のハイキングだが、運動量はともかく発汗量がハンパない。
脱水症状を起こさないように1Lのペットボトルをさらに飲み干し、とりあえず今回の高尾山チャレンジは終了。

やっぱり、高尾山登るんだったら行きは5号路、帰りは6号か1号という選択がいいかもしれない。
駐車場にクルマを停めてるとかでない限りは、山頂からそのまま陣馬山まで抜けるコースで、陣馬山からバスで駅まで帰ってくるというルートの方がオススメだ。
それでも半日あれば行けるから。

さて、ここで終わったら消化不良もいいところだが、こんなこともあろうかとバイクで来ていたのだ。
小休止を取った後、大垂水をバイクで走り、そのままどうし道方面へとツーリング。

平日は道が空いてて走りやすい。
この灼熱の太陽を浴びつつ、風を切って走る感覚は夏のバイクならではの楽しみだ。
暑さで集中力が途切れかけたので、休憩を兼ねて道志川へと降りてみる。
ここも清流と呼べるキレイな川の流れがあって、しばらくボーっと時間を過ごす。

これで当初の目的はほぼ完遂。
さすがに疲れがピークになってきたのでゆっくりと走って帰還する。
登山とツーリングというトライアスロンのようなダブルヘッダーを終えて家に辿り着いたら、腕が真っ黒に日焼けしてましたとさ。

夏はやっぱりこれですよ、これ。
楽しい1日が終わりました。

こういうときに飲むビールは死ぬほどうまい。

…そういえば、今日は嫁の誕生日だったのだが、それはどうなったんだろう??



posted by 海鮮丼太郎 at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅(journey) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする